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今朝、金環日食を見ることができてとてもとても感動しました。日本の金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶりで今回のように広範囲で起きるのは932年ぶりになるそうです。今回の日食では、九州南部・四国の大部分・紀伊半島から本州の関東付近にかけての地域などを通る「中心食帯」と呼ばれる帯状の地域の中で金環日食が見られるということでした。午前7時20分頃より九州南部から金環日食が始まりました。今朝はとても良い天気だったので私も自宅から金環日食を見ることができました。ヽ(^‐^)/ (7時半頃~) ※ 見ることだけに専念していたので画像が無く、国立天文台のホームページより画像をお借りしてブログを書いています。 (国立天文台ホームページより) 中心食帯の中では、太陽の前面を月が通過するために、食が最大になる前後には、太陽がドーナツ状になる様子を観察することができます。中心食帯の中心に近いほど月は太陽の真ん中を通り、中心食帯の端の地域ほど、月は太陽の真ん中から外れたところを通ることになります。 海外も含めると、中心食帯は中国南東部の海岸から始まって台湾の北端をかすめ、日本から太平洋北部を通ってアメリカ西海岸に到達し、アメリカ南部中央に入り込んで終わります。※ 日本時間の午前7時すぎから中国・アモイで観測されています。 「日食」とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。太陽が月によって全部隠されるときには「皆既日食(または皆既食)」と呼ばれます。また、太陽のほうが月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食(または金環食)」と呼ばれます。 日本でこれから見られる日食(中心食)2012年5月21日の次に日本で見られる中心食(金環日食・皆既日食)は、2030年6月1日の金環日食です。北海道の大部分でこの金環日食を観察することができます。また、この次に日本で皆既日食が見られるのは2035年9月2日です。中部地方の一部、関東地方の北部などでこの皆既日食を観察することができます。 ところで、今朝の読売新聞に面白い記事が載っていたのでブログに掲載します。(科学面より抜粋)最先端の暦「天俄か(にわか)に曇りて日の光も見えず、闇の夜の如くに成りたれば、源氏の軍平共、日蝕(にっしょく)とは知らず、いとど東西を失い・・・・・・」軍記物語「源平盛衰記」には、日食に関するエピソードとしてよく引用される記述がある。1183年11月17日、源氏によって都を追われた平氏軍は、今に岡山県倉敷市沖の海戦「水島の合戦」で源義仲軍を破り、一時的に盛り返す。勝利のきっかけは日食だったというのだ。突然の異変に驚く源氏に対し、平氏は日食を事前に知っていた、とされている。当時に朝廷は、9世紀に中国から伝わった「宣明暦(せんみょうれき)」をもとに毎年1回、翌年の日食や月食などを予測した「具注暦(ぐちゅうれき)」を作成していた。朝廷の中枢を占めていた平氏はそれを書き写すなどして知識を得ていたと考えられる。歴史学者の磯田道史・静岡文化芸術大准教授は「暦は当時、最先端の科学情報だった。都育ちの平氏と、東国で力を蓄えた源氏における情報の差が勝敗を分けた興味深い実例と言える」とみている。驚くべき正確さ822年に作られた宣明暦は、太陽と月がそれぞれ天空を巡る周期を重ね合わせ、その時間のずれから翌年の新月の日を算出。さらに過去の日食、月食の周期性や欠け方を加味するという方法で、日食や月食の日時を予測していた。天気だけは国立天文台の谷川清隆・特別客員研究員が日食の記録とコンピューターによる軌道計算を比較したところ、国内で最も広い範囲で金環日食が見えたと考えられるのは、平安時代の1080年12月14日だった。ところが、左大臣源俊房の日記「水左記」、歴史書「扶桑略記」などには部分日食の記録しかなかった。谷川さんは「記述から推測するに、太陽が最も欠けた時間帯は雲に隠れて見えなかったようだ」と話している。
2012.05.21
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今年の連休は、帰省した娘と共にちょっとレトロな趣の旅をした。まずは、知る人ぞ知る隠れ家シアター・・と言っても地元では大昔から知られている三重県伊勢「進富座」という映画館。今封切中の映画は上映しておらず、オーナーがチョイスする名作ものを2つのスクリーンで上映している小さな映画館だ。 http://www.h5.dion.ne.jp/~shintomi/娘はお友達と一緒に度々利用しているらしい。待ち時間の間、「ニューシネマパラダイス」や「オーケストラ」など、過去の名作の話題に花が咲く。 (2007.12 myブログ参照) (2011.2 myブログ参照) この日は、「キツツキと雨」 「人生はビギナーズ」の2本を観た。 http://kitsutsuki-rain.jp/ http://www.jinsei-beginners.com/ こういうこだわりの映画館を大切にしたいと思う。 次の日は、文豪「江戸川乱歩 」ゆかりの地、三重県名張川に面する鰻と鯉の料理旅館「清風亭」へ・・・ (こちらは主人も一緒に親子三人で) http://www.tokyo-kurenaidan.com/ranpo1.htm http://www.seifutei.com/ 上がり口はその時代の面影そのままで、「松本清張」 「瀬戸内晴美(現:瀬戸内寂聴)」 「開高 健」 さんなど名高い作家の色紙が並ぶ。川沿いの個室に通される。 窓を開けてもらうと、ふんわりと春の風が入ってきた。上流にあるダムの放流で、名張川は豊かな水量を湛えていた。水の上をレトロな橋が架かっていて、彩りのツツジがさわやかに揺れていた。古い旅館を大事にしているという感じで改修されている様子はないが、鰻の蒲焼も美味しく、鯉の洗いや鯉こくはものすごく美味しかった。 ※ そうそう、吉本の女性お笑いタレント「アジアン」のサイン色紙も飾られていた。取材に着てるんだね。
2012.05.07
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