*Muku* Blog
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『ANY DAY NOW』 邦題「チョコレートドーナツ」 1970年代のアメリカ・ブルックリンで起きた実話を元に脚本、映画化される 監督:トラヴィス・ファイン 脚本:ジョージ・アーサー・ブルーム 出演:アラン・カミング ギャレット・ディラハント アイザック・レイヴァ 1979年、カルフォルニアのショーパブで踊るルディ(アラン・カミング)と検事で常連客のポール(ギャレット・ディランハント)は恋に落ちカップルになる。アパートの隣室で、母親から育児放棄されているダウン症のマルコ(アイザック・レイヴァ)を放っておけなかったルディは薬物所持で逮捕された母親の下からマルコを引き取り、ポールの協力を得て共にに暮らし愛情を注ぐ。が、同性愛者の養育は不適格だとマルコは強引に家庭局に引き渡される。検事を解雇され弁護士になったポールとショーパブを辞めたルディは、マルコを取り戻す為、不条理な偏見に立ち向かう裁判を起こす。 障害者の救済とは、障害者個人の目線で考え「本人が望む居場所」を支援するべきだと思う映画だった。ルディが歌う、ボブ・ディランの『I shall be released』(アイ・シャル・ビー・リリースト 1967年制作)の歌詞の和訳人は言う、元に戻らないものはないその道のりは短くないけれど、と。だから俺は思い出すんだ、俺をここへ連れてきた人々の顔を俺の光が、西から東へと輝いているのが見える今すぐに、今すぐにでも俺は解放されるべきなんだ人は言う、誰だって護られるべきだし誰だって過ちを犯すものだ、と。だけど、俺には反射する光が見えるのさこの壁の遥か上に俺の光が、西から東へと輝いているのが見える今すぐに、今すぐにでも俺は解放されるべきなんだ孤独な人の群れの中で、隣に立っている男が自分は悪くないと主張する一日中奴が大声で、自分はハメられたんだと叫ぶのが聴こえる俺の光が、西から東へと輝いているのが見える今すぐに、今すぐにでも俺は解放されるべきなんだ
2021.02.07