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芸術の秋にちなんで 印象に残る映画を観た。②THE GUILTY ギルティ [ ヤコブ・セーダーグレン ]<キャスト>ヤコブ・セーダーグレンイェシカ・ディナウエヨハン・オルセンオマール・シャガヴィー<スタッフ>脚本・監督:グスタフ・モーラー製作:リナ・フリント脚本:エミール・ナイガード・アルベルトセン撮影監督:ジャスパー・スパニング編集:カーラ・ルフェ音楽:オスカー・スクライバー このドラマは、デンマーク北部管轄・緊急通報指令室に勤務する元警官アスガーと狂暴な殺人鬼から命懸けで助けを求めるイーベンという女性の物語。犯人に怪しまれないように「家に残された子供に話すように話して」と指示し、ケータイ番号から高速道路を北へ移動する車を突き止める。インカム(彼女)の情報を捉え、PC画面からパトロール中の地元警察に状況を伝え、もう一方で取り残された子供のいる家も特定する。舞台は薄暗い緊急通報指令室、PCモニターとインカムだけの攻防戦が続く。次第に感情移入していくアスガー。ある正当防衛の事件から警察官を辞職した過去の仮借が能を支配し、アスガーの判断を大きく誤らせる。 インカムを付けた口元のクローズアップと、インカムから聴こえる男女(主にアスガーとイーベル、幼い女の子の声)、その迫真の演技に視聴者の脳内に残忍で悲壮なこのドラマの一部始終が鮮明に映写される。 ラストシーンは、血を浴びたドレスが風に舞うのが怖かったけれどアスガーが、魂から彼女が救いだしたので『よかった』と安堵した。
2025.10.09
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芸術の秋にちなんで 印象に残る映画を観た。ジョン・F・ドノヴァンの死と生 特別版【Blu-ray】 [ キット・ハリントン ]監督・原案:グザヴィエ・ドラン『たかが世界の終わり』『Mommy/マミー』脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー監督・原案:グザヴィエ・ドラン『たかが世界の終わり』『Mommy/マミー』脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー 2006年ニューヨーク、29才の若さで亡くなった人気俳優ジョン・F・ドノヴァンの謎の死の真相を描くミステリー。時は2016年プラハ。ある人物との回想録を出版したいと女性ジャーナリストに相談する青年。その物語は、ジャーナリストの閉鎖された概念に新風を惹きこんでゆく。純水無垢な少年の1通のファンレターからそれは始まり・・・彼はドノヴァンの究極の孤独をキャッチする。それは11才の少年も同じであった。熱望、熱狂、渇望、嘲笑・・・光の見えないトンネルは続く。100通の希望の光だけが、唯一二人を結び付け、奇跡に導きやがて二人を新しい人生の青空の下に開放する。 登場人物全ての心情が理解できるストーリーになっていた。絶頂期に「死」と言う理由で伝説になったジョン・F・ドノヴァンこの映画はある意味において彼のサクセスストーリー。そして本人も誰も傷つかない。そこに賛否があるのだとしたら大スターの美しき幕引きは非常に難しい。でも、必ずしもそれは不可能ではないと私は信じたい派です。物語のラストはとても爽やかだった。
2025.10.06
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