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2025.09.28
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カテゴリ: べらぼー
「べらぼう」歌麿の妻に“異変”…ネットで動揺広がる

べらぼう】歌麿、きよと再会で心情に変化 改革が勢いづく定信は ...
9月28日放送・第37回では、喜多川歌麿(染谷将太)の妻きよ(藤間爽子)の“異変”を示す描写が注目を浴び、フラグと見る声が多く寄せられている

歌麿の作品に感涙した栃木の豪商(U字工事・福田薫)が、歌麿に「うちの屋敷に飾る絵を肉筆で」と依頼。一点ものの肉筆は高値がつくだけではなく絵師の名を高めるもので、歌麿は大喜び。「おきよがいたら俺なんでもできる気がするよ」と声を弾ませる歌麿

その後に映しされたのがきよのくるぶしのアップ。そこには赤い湿疹

視聴者は「今のカットは何?」「足元が気になる」「足にデキモノあったよね?」「これはもしや…」「きよさん病気なの?」「やめて!」「おきよちゃん疱瘡?」とざわざわ。

後の場面では政演が歌麿宅を訪ねた際、きよの湿疹が広がっており、

SNSでは「ああああ増えてるー!」「広がってる」「嫌な予感…」「不穏すぎる」「脚本鬼」「勘違いであってほしい」「きよさんまで奪わないでくれ」

 耳が聞こえないきよは親を亡くし、洗濯女として生計を立て、時には客を取りながらかろうじて生きてきた。歌麿にとって、きよは自身のトラウマを克服するきっかけとなった、かけがえのないミューズ。しかし……これまでも瀬川花魁(小芝風花)、誰袖花魁(福原遥)、新之助(井之脇海)ら蔦重と近しい人物たちが幸福の絶頂を迎えたのちにどん底に突き落とされるケースが多々あったため、歌麿ときよもまた同じ末路をたどるのではないかと不安視する声が上がっている。

ウイルス感染症で人類が唯一、根絶に成功したのは疱瘡(天然痘)で、WHO(世界保健機関)が、その根絶宣言を出したのは1980(昭和55)年のことです。

 疱瘡は高熱と全身に生じる豆粒状の発疹が化膿、この発疹は呼吸器など内臓にも発し最悪、呼吸不全で死に至る病で、致死率は20~50%と高く、患者からはがれた瘡かさ蓋ぶたでも1年以上の感染力があり、治癒しても俗に‶あばた″と言われる跡を残したり、失明を引き起こしたりします。「独眼竜」で知られる伊達政宗の右眼や、「米百俵」のエピソードで有名な小林虎三郎の左眼の失明は疱瘡によるものです。

 疱瘡の病魔から逃れるため、古くから疱瘡は赤色を嫌うとされ、会津(福島県)の赤べこのように玩具に赤が多用されたり、寛文12(1672)年に佐渡で疱瘡が流行した時、相川の町では疱瘡除けとして赤牛の腹の下をくぐらせ子供1人銭12文を取る者がいたというように、かつては呪まじないや神仏に頼っていました。「新潟県神社寺院仏堂明細帳」には寺社の境内の小さな堂や石のほこらに疱瘡神がまつられているのが散見されます。



 維新後、新政府は明治3(1870)年太政官布告で進んで種痘を受けるよう奨励し、種痘医免許制を制定、明治7(1874)年には定期種痘を定めた種痘規則を布達しました。これを受け新潟県は各戸長に対し種痘を受けるよう村民を諭し、種痘の謝礼金は6銭2厘5毛以下とし貧窮者からは謝金を受けないよう、種痘を終えた子には医師の種痘済み証を渡すなどの県庁布告を数度にわたって出しています(注3)。その後、明治9(1876)年制定の天然痘予防規則で種痘接種は義務とされ、明治42(1909)年の種痘法により種痘は国民に定着し、疱瘡の流行はなくなっていきました。

 明治44(1911)年、小出町(現魚沼市)の諏訪神社境内にまつられていた疱瘡神社は、かなり離れた薮神村(現魚沼市)の大石神社に合祀されることになりました。その願書には「時勢ノ変遷ニヨリ到底維持ノ見込相立チ難ク」とあります(注4)。疱瘡は怖いものではなくなっていました。

 日本では昭和51(1976)年以降種痘は行われず、昭和49(1974)年度生まれの人が種痘の定期接種を受けた最後の世代となりました。





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最終更新日  2025.09.28 23:57:59
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