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今日は、かねてより挑戦してみたいと思いながらなかなか機会のなかった宮沢賢治を読んでみた。もともと宮沢賢治は、ごく一部の作品を除いてあまり好みじゃない。読み聞かせに向くページ構成や絵のものもあまり多くないような気がしてた。で、以前から練習していて、土壇場になって違う本に変えてしまって、読まないできた本を読んでみた。タイトルは、「虔十公園林」。虔十という名の気立てはいいが、少し足りないところがある男が植えた杉林が、虔十の死後も残ってみなに慕われている。かいつまんでいうとそれだけのお話なのですが。珍しく縦書き・右開きの絵本。表紙を見せるとすぐにそれに気がつき、指摘する男子がいる。小さい子どもにすらバカにされる虔十は、話の途中であっけなくチブスで死んでしまう。ハッピーエンドでないのだ。でも虔十も、その家族も世を恨むことなく、というのが押し付けがしくなくていい。終わりの部分で「たれがかしこく、たれがかしこくないかわからない」と登場人物に言わせているところが少し説教ぽいけど、虔十の幸せそうな絵に救われている。でもやっぱり賢治の読み聞かせは難しいな。
2005.11.21
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今朝の新聞に蘇我入鹿(いるかって変換で出ないのね)の住居跡?日本書紀の記述を裏付け・・・というニュースが出ていた。新しい教科書を作る会の歴史教科書では、日本の神話やこうした史書に書かれたことを多く紹介しているという話を思い出したが、これは冒頭から脱線。ただ、日本の歴史について自らが書いたものとしてはせいぜいこの時代に戻るしかない。4000年の歴史を誇る中国では、もちろんもっとさかのぼることができるし、エジプトや西アジアもそうだ。今日から3回続けて「ギルガメシュ」を読もうと思っていたので、何となくニュースを話題にして入れてよかったな。太陽神信仰は、多分古代エジプトと同じ。神の子にして偉大な王ギルガメシュが、最初は人の心を理解しない暴君だったという話。もう一人の神の子エンキドゥとの出会い・戦いでその凍てついた心が氷解するという友情。やはり絵本ではやや弱いもののある意味友情なんて単純だ。とってもドキドキ・ハラハラというわけではなく、むしろ淡々と進む観すらあるが、それでもみんなよく見て聞いていた。次回はもっと面白いよ!!
2005.11.14
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久しぶりに6年生の読み聞かせ。回数が少ないので本選びが難しい。選んだのは「シンドバッドの冒険」(ルドミラ・ゼーマン文・脇明子訳/岩波書店)シンドバッドの冒険は、「アラビアン・ナイト」の中の、アラジンの魔法のランプやアリババと40人の盗賊と並んでお馴染みのお話。でも、アラビアンナイトの背景(妃が千一夜にわたって王に語った話)は案外知らないので、その部分が導入になっているこの本は、この時期の子どもたちに改めて触れてもらっていいと思う。それに、全部をダイジェストしたりカットしたりするのでなく、後略的に書かれているのもいい。本当は、世界一巨大な鳥・ロク鳥の話の本も合わせて紹介してあげられるといいのだが、(全くの絵空事ではないということがわかる)この本だけでも15分の読み聞かせタイムをオーバーしてしまうので、残念ながらできなかった。子どもたちは、面白いほど集中して、次の展開を予想、そして予想外の展開に驚いたり笑ったりしていた。見ようによっては、冒険ファンタジーかもね。
2005.11.07
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