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2023.10.12
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こんにちは~!

シリーズ3回目になってしまいましたが、
「ロードバイク次に買うなら」でございます。
今回は​ シマノの「Di2」電動変速機 ​です。



「Di2」とは、シマノが展開している電動変速機の名称で、「デジタル・インテグレイテッド・インテリジェンス」の略になります。つまり、電動変速機ということです。



具体的にどういうシステムかといいますと、
従来はワイヤーで変速レバーとディレーラーを繋いで機械的に制御していたのを、電気信号で変速動作を行うシステムです。変速レバーのスイッチの操作でディレーラーのモーターが作動して変速がおこなわれる仕組みです。



このシステムは最近注目が高まってきていますが、何と2001年に誕生している意外と歴史のあるシステムなんです。当初は一部の高級モデルにのみ展開していましたが、現在では、ロード3モデル、グラベル1モデルの展開となり一般ユーザーにも入手しやすいものとなっています。



ロードバイクでは昨年から105モデルも発売になっています。これに合わせて105は12速にステップアップされています。11速のDi2を発売してくれていれば、既存の105R7000ユーザーもDi2へのステップアップのハードルが低かったのですけどね~。残念。



Di2、人気なんですが、何がそんなにいいのでしょうか?
​Di2には様々なメリットがあります。これまでの変速はレバーを手動で操作することでワイヤーを巻き上げたり緩めたりしていました。緩めるのはまだいいのですが、フロントを巻き上げる(ロー→ハイ)のには「よっこらしょ!」と、結構、気合と力が必要とされす。それがスイッチ操作によりモーターを作動させてチェーンガイドを動かしてくれるので、 指一本で「ポチっ」と簡単に変速機が動く のです。つまり、力が殆ど必要ないということですね。女性や老人にはとても嬉しいシステムです。​
​また、それに伴い変速スピードもアップするようです。データでは、 フロント45%リア58% もスピードがアップするそうな。​



とりあえず電動式の良さは分かったんだですけど、「バッテリーが必要になるのでそれって邪魔にならないの?」とか「バッテリーとかその他の部品により今よりも重たくなるのでは?」と素人考えでは思ってしまいます。しかしその心配は不要なんですね。昔は外付けバッテリーだったのですが、現在はバッテリーの性能向上もありシートポスト内部に収納されているので外見ではバッテリーが付いているのが分からないレベルに進化しています。重量に関しても従来の機械式変速機の総重量よりも軽くなっているというので全く心配はないそうです。





そして、今時の最新のシステムだけありまして、ソフトウェアとの連携も抜かりありません。サイクルコンピューターとの連携、スマートフォンとの連携もバッチリです。シフターのカスタマイズ、ファームウェアの更新確認、コンポーネントの問題のトラブルシューティングも出来てしまうようです。



​専用アプリの「E-TUBE」を使えば電子的なカスタムが可能であり「 シンクロナイズドシフト 」を使えば、前後両方のディレーラーを最適なギア組み合わせに自動的に選択することが出来ます。​



​​ロードバイクを乗ってて一番感じるのが、「フロントのギア」と「リアのギア」の 現在の位置が正解なのかどうか なんです。そう思いませんか? リアディレイラーのギアがどの位置にきたときに、フロントディレイラーのギアを変えたら一番最適なのか?正直そのタイミングが難しいです。気付いてみるとフロントローのリアトップになっていたりね(笑)
それを 自動的に最適なギアを選んでくれる という優れものなんですね。フロントとリアのギアを自動的に連動してくれるなんて夢のようです。
​​
(ちなみに知り合いがDi2の完成車を買ったのですが、シンクロナイズドシフトが「すっごくいい!」と言ってました。何がそんなにいいのかは悔しすぎて詳しく聞けていません・・・涙)

​​​以上、シマノさんの回し者ではありませんが(笑)、色々と「Di2」について書いてみました。正にいいことずくしの素晴らしいシステムだと思います。しかし小さい問題点もあることはあります。「 電動 シフト」ですので、それにはもちろんバッテリーが必要なんです。 一度の満充電で「1000km」ほどは走れる そうですが、もしもバッテリーが切れてしまえばシフトは動かなくなります。そうなると普通のシングルギアの自転車に成り下がってしまいますので注意が必要です。そうならない為には定期的なバッテリーチェックと充電が必要になります。(ちなみに バッテリーの充電時間はACアダプターで1.5時間程度 です)​​​
​このような小さな問題点は、ちょっとした自身の注意で対応出来ますが、ちょっとでは済まない大きな問題点があります。それは、 ​かなりお高い​ ということです。​

​​ SHIMANO Di2 価格
​​

DURA-ACE R9200シリーズ DISC
 453,866円
ULTEGRA R8100シリーズ DISC
 285,712円
105 R7100シリーズ DISC
 212,947円

​これはあくまでも コンポだけ の値段です。
けっこういいお値段しています。​

105でも21万円、アルテだと38万円、
バージョンアップするにはかなり勇気がいるお値段です。
但し、最初からDi2が搭載されている完成車ですと
以外にもそんなに高くはなりません。

ちなみに、こちら↓



​私の ANCHOR RL8D  と​
それの「Di2」バージョンの対比です。

価格差は11万円 です。​
他のメーカーも同じ程度の価格差のようです。
これからの時代にロードバイクを買うのなら
最初から「Di2」バージョンを買うのが
正解かもしれませんね!

ということで、

​次に買うのなら​ ​Di2​
一択ということになりそうです。​


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Last updated  2023.10.12 23:22:05
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