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生きるために不可欠なのは食事である。人間の食生活もずいぶん変わってきている。「おふくろの味」には、味とともに「こころ温まる」ものがある。しかし、インスタントものがでてきたこともあって、日本人の食文化が根本的に変化してきた。「豊芦原瑞穂国」と呼ばれていた日本は、いまはすっかり変貌して、自給率がだんだんと減ってきて、ほとんどが輸入に依存している。生鮮食品も、原料も、加工食品も外国産ばかりになりつつある。今回の中国さんの手造り餃子に殺虫剤に使う劇毒が混入してあって、食べた人が重体になっているというニュースを聞き、「また、中国産?」という疑念が深くなっていく。このままではオリンピック開催も危うまれている。ここで変貌している日本の食文化を、改めて考え直す必要がある。ガソリン国会も大事だが、日本の食の安全について抜本的な政策を打ち出すべきではないか?
2008年01月30日
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今朝、8時過ぎにパトカーのピーポーの音に驚かされ、野次馬根性の私は外へ飛び出した。すると数台のパトカーが止まっていた。家からホンの10メートルのところ、四つ角を曲がったところに警官が二人立って交通整理をしていた。すぐ側の電柱に一台のワンボックスカーが突き当たり、運転者と同乗者らしい人が警官に事情聴取をされている。どうやら怪我人はなかったようである。しかし、電柱は少し傾いていた。そのワンボックスカーの前のところがへこんでいた。寒いのにわざわざ見に行くこともなかった。それでも、私と同様の野次馬が10人ほど集まっていた。「対岸の火事は大きいほうがいい」ということばのとおり、みな口々に「なんだ、つまんねぇ」と言って引き上げた。電柱が傾いたくらいの事故であったが、死傷者もなく「よかった」と言うのなら分かるが、「つまんねぇ、事故らしい事故じゃなかった」などと思うのは間違っている。それに、パトカーが数台来て、お巡りさんが笛を吹いて交通整理をしなければならないのかという不満もあった。寒い冬の朝の「ちょっとした出来事」だった。
2008年01月26日
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大相撲初場所11日目、1敗の両横綱は10勝目。朝青龍は琴欧洲にまわしを与えずに引き落とし、白鵬も低い構えから安美錦を徹底して突き放した。旭天鵬は朝赤龍に両まわしを許して寄り切られて2敗。平幕の鶴竜を含め2敗までの4人はすべてモンゴル力士。これじゃ、国技大相撲の名が廃る。日本人力士はいったいどうしたのか? 二場所出場停止だった朝青龍にポロポロと負ける日本人力士、情けないというより、悲しい限りだ。モンゴル巡業が決まっているという。いっそのこと、モンゴル本場所にして、東京巡業にしたほうがいいのじゃないかと言いたくなる。やはり、大相撲協会の責任は逃れまい。理事長、出てきて「吉兆」のおばはん社長を見習えと言いたい。
2008年01月23日
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「にわとり初めてニュース」というと、驚く人もいるかも知れない。これは中国のお話で、二十四節気のひとつ「大寒」のころ、「鶏始乳」と称し、これを「にわとりはじめてにゅうす」と読み、鶏がが卵を抱き始める時候であり、その頃の卵は生気に満ち溢れていると人気が高いのである。今日は、その二十四節気のひとつ「大寒」である。「寒三十日」といわれる、ちょうど中間点が大寒である。一年中でもっとも寒さがきびしいととされている。大寒は立春まで続く。昔から「大寒の卵は滋養に富んでいるので、食べると健康に暮らせる」と言われていたようです。一年のうち、いちばん寒い、この時期をどうしのぐか‥。先人たちは、寒ブリ、寒ゴイ、寒ブナ、寒シジミ、と食べ物の少ないこの時季、脂の乗った魚介類にあえて「寒」を付けて珍重した。なかでも「寒シジミ」の味噌汁の右に出るものはないと言ってもいいほど、美味である。大寒といえば、明治44年の文部省唱歌『雪』であろう。お年寄りからこんにちにいたるまで日本人によって唄い続けられてきた歌である。1.雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ 降っては降っては ずんずん積(つも)る 山も野原も 綿帽子かぶり 枯木残らず 花が咲く2.雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ 降っても降っても まだ降りやまぬ 犬は喜び 庭駈(か)けまわり 猫は火燵(こたつ)で 丸くなる天気予報では、東京は雪ということだったが、今日は曇り勝ちだが、雪はなさそうである。お互いに風邪をひかぬよう、シジミの味噌汁と生卵でも食べて、大寒の日をすごしたいものである。
2008年01月21日
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東京体育館で開催されている卓球の全日本選手権で昨日の混合ダブルスの準決勝戦で愛ちゃんを破った。しかも、逆転勝利ときているから、おどろきである。愛ちゃんは19歳、いわゆる「箸がこけても笑う」といわれる年齢である。だから、と言うわけではないが、あの四元奈生美(東京アート)のコスチュームが可笑しかったから、と敗戦の理由を語ったとか。ところが、その「コスプレ」姉ちゃんが決勝戦で左足アキレス腱を痛めて、今日の女子シングル3回戦を棄権したというニュースを聞いて驚いた。これまで「卓球」といえば、暗い、ダサいというイメージだったが、四元のコスチュームによって、卓球に花が咲いたようになった。真面目に考える人にとっては、首をかしげるようなものだが、観戦する側にとっては、これまでになかった「美しさ」を感じさせる。テニスのマリア・シャラポワ(ロシア)のコスチュームも、ずいぶん評判をよんだが、シャラポワの場合は大柄だし、 ボールを打つときに独特の甲高い叫び声をあげながらラケットを振りぬくことでも有名で、彼女の愛称になぞらえて「妖精の叫び」などと形容されているらしい。四元という名も珍しいが、なにしろ彼女のコスチュームには、愛ちゃんならずとも、対戦相手に与えるショックは大きいと思う。早く怪我を治して、卓球をさらに盛り上げてもらいたい。
2008年01月18日
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阪神淡路大震災から13年目の今日、6434人の犠牲者に思いを馳せ、鎮魂の祈りを捧げたい。関東の者には、正直なところ、13年前の大震災に実感がない。首都圏は「いつ起きても不思議はない」と言われながら、「狼少年」のように、「ああ、またあんなことを言ってる」ぐらいにしか受け止めていない。世界に冠たる地震大国だから、そんな呑気なことは言っておられない。しかも、阪神淡路クラスの地震が東京都直下型で起きれば、被害者は10,000人は軽く越えるという。しかし、「うちは大丈夫」と高をくくっているのが大方の考えである。でも、ほんとうに安閑としていていいのだろうか? 超高層ビル、入り組んだ高速道路、無数の非耐震住宅、繁華街や地下街の雑踏‥と、どれをとっても安心できるところはない。大都会のパニックは、被害を何倍、何十倍も増幅する。「地震・雷・火事・親父」というが、地震には、火事も流言蜚語もパニックもプラスされる。そうなると首都圏(東京・横浜・さいたま・千葉)など、人口密集地域のライフラインなど、安心安全と言えるものはゼロである。ときどき、地方自治体が「帰宅難民」の訓練と称して、会社から自宅まで「歩いて帰る」訓練をしているが、ほとんどが通勤1時間~2時間の人が多い。とても「徒歩」で行けるような距離ではない。高層マンションも、ステイタスシンボルではあるが、ライフラインがやられると、こんな厄介な住まいはない。そんなことを考えると、もうどこにいても安全ではない。だから、「なるようにしかならない」ということになっている。
2008年01月17日
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大阪で生まれ育った私には、今日は特別の日である。東京ではとんと聞いたことがないが、正月十日は「十日戎」である。今日が「本戎」、前日は「宵戎」、翌日を「残り福」という。戎(恵比寿)」さまを、大阪では「えべっさん」という。「七福神」の中の一人で、釣り竿と鯛を両手に抱えて、ニコニコとしている神さま(これも、大阪では「神さん」という)である。釣り竿と鯛を抱えているところから「漁業の神」なのか、「商いの都・大阪」で盛んなのは「商売繁盛の神さま」なのか、いつも笑顔を絶やさないのは「福の神」なのか‥。「えべっさん」に付き物は、枝先に縁起物を飾った「笹」である。「商売繁盛(大阪では、繁盛を「はんじょ」という)、笹もってこい」という声が賑やかに聞こえる。何の関係もないが、bjリーグに所属する日本のバスケットボールのクラブチームに「大阪エヴェッサがあるが、「えべっさん」をもじってあるのか?「えべっさん」といえば、西宮だが、大阪・南にも「えべっさん」に欠かせないものがある。それは、「宝恵駕(ほえかご)行列」である。南地の芸妓さんが、船場の旦那衆のかわりに「えべっさん」をお参りしたことに始まった伝統行事で、今は南の各商店街らが参加した宝恵駕振興会が主催している。芸鼓さんや福娘といったきれいどころから、テレビでおなじみのタレントまでが花駕篭(ほえかご)に乗って、練り歩く。綺麗な「福娘」を見に行くのも楽しいが、「宝恵駕行列」には、ヨシモトや松竹芸能の芸人さん、有名歌手、人気タレントなどの顔を真近に見ることができる。大阪人には、夏の「天神さん」と、この冬の「宝恵駕行列」は、見逃すことのできないイベントである。
2008年01月10日
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あけおめ、ことよろ。昨夜、歌舞伎座からの生中継「助六所縁江戸櫻」を観ました。久しぶりの大成田の助六をお茶の間の桟敷席でゆったりと観ました。まずは、河東節十寸見会御連中だが、團十郎の中継のときは「男性陣」の連中が多い。やはり、私は「女性陣」の河東節のほうが好きだ。色気がある。福助の揚巻、孝太郎の白玉だが、やはり昔日の感しきりである。私の脳裏には六世歌右衛門の残像が強く残っているので、だれのを観ても不満が残る。でも、昨日の福助にも新進の気鋭が感じられ、よろしゅうございました。左團次の意休は、もはや嵌まり役となった感がします。しかし、彼の声も顔にも年齢を感じさせられた。しかし、團十郎の相手役としては、彼を措いて他にはいない。貴重な人であると思います。くわんぺら門兵衛は、段四郎。口上は中継がなかったので分からないが、門兵衛はまずまずのできでした。年齢のゆえか、滑舌にやや不安があったのは仕方がないか‥。まぁ顔もよし、恰幅もよく、兄(猿之助)が病気で倒れているのに、まだまだお元気そうでありました。福山のかつぎは、襲名間もない錦之助。初日ゆえにちょっと固くなっていたのか、まぁ難なくこなしていた。まぁ、若手にとっては、儲け役の一つであろう。朝顔仙平の歌昇は、いかにも小柄であったが、まずまずの出来でした。白酒売新兵衛は梅玉。この役は助六より少し小柄で、しかし助六の兄にあたりわけだから、貫禄というか、重みが求められる。しかも和事風な味、さらに踊りの素養も求められる。その点において、福助は、もしかしたら「初役」だったのかもしれない。ぎこちなさを感じました。通人は東蔵でしたが、これまた前の権十郎や松助あたりのと比べると、物足りなかった感がしました。これも、いわば「儲け役」の一つではあるが、私は「優男」であるべきと思っています。前権十郎は、かつて「渋谷の海老さま」と言われた優(ひと)だから、軽妙な洒落もよく似合った。東蔵の場合、優男とは言えないし、ベテランらしさはあるが、今ひとつ不満が残りました。しかし、團十郎のパリ・オペラ座公演のことといい、フランス語で「ボンソワ」と言ったりして、助六を苦笑いさせたのは、さすがにと思いました。私は勘三郎に、これを演らせたいと密かに思っています。曽我満江は芝翫が勤めたが、しばらく観ないうちに、とても老けたという印象を持ちました。貴重な女形でもあるし、どうか大事にしてもらいたいと思いました。助六の出端も引っ込みもふくめて、とても角が取れたというか、時々は「昔の團十郎」になる場面もあるが、全般的に丸みが出てきたように感じました。今年は、「こいつぁ春から縁起がいいわぇ」という気分にさせられました。
2008年01月03日
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