星とカワセミ好きのブログ

2018.09.03
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カテゴリ: 美術 / Art
2018年6月24日に、東京ステーションギャラリーで、イザベラバード展を見ました。
JR東日本のトレインスイート「四季島」の観光ルートと、1878年にイギリス人の女性イザベラ・バードが東北、北海道を旅行した地域に重なる所があり、展示で紹介がありました。
イザベラ・バードの日本旅行は「イザベラ・バードの日本紀行(上)、(下)/イザベラバード 時岡敬子訳/講談社学術文庫」に詳しく記載があり、読むととても面白いです。
日本の宿では蚤や蚊に悩まされ、障子の隙間からは男性達がこっそり覗いたり、三味線の音がうるさかったりと、苦労したようです。
イザベラ・バードは22歳でアメリカ、カナダを旅行したのをきっかけに、オセアニア、日本、韓国、中国、ハワイ、中東、エジプトなどを回り、72歳で亡くなりました。
もともと体が弱く、脊椎の手術を受けたり、首にコルセットを付けて一日中ベッドで横になるような生活が続きましたが、医者から転地療法を勧められ、旅に出ることになりました。
あの時代に、よく長期旅行をしたなあと感心します。


↑ イザベラ・バード展。東京ステーションギャラリー。


↑ 東京駅構内。





↑ イザベラ・バード展。


↑ イザベラ・バードの著書「Unbeaten Tracks in Japan」。


↑ イザベラ・バードの旅支度。外套にスカート、ブーツ、蓑、鉢型の笠を被った。持参の荷物は柳行李2個で、50キロ。


↑ 旅の持参品リスト。


↑ 赤線はイザベラ・バードのルート。黒が「四季島」のルート。


↑ イザベラ・バードが持参した日本地図。







↑ イザベラ・バードは、チョコレートとブランデーを愛用していた。


↑ 「四季島」の模型。


↑ 四季島と東北の景色。


↑ 伝統的な鉄瓶。


↑ 北海道のアイヌの民族衣装。






【読んだ本】

↑ イザベラ・バードの日本紀行(上)、(下)/イザベラバード 時岡敬子訳/講談社学術文庫」


↑ イザベラ・バードの山形路。アルカディア街道散策のススメ/渋谷光夫/無明舎出版。


↑ 旅にとり憑かれたイギリス人 トラベルライティングを読む/窪田憲子・木下卓・久守和子編著/ミネルバ書房。





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最終更新日  2018.09.03 23:37:31
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