星とカワセミ好きのブログ

2019.09.17
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カテゴリ: 美術 / Art
コートールド美術館に展示されている、マネの「フォリーベルジェールのバー」は大のお気に入りです。

オランダに住んでいたとき、パリによく遊びに行きました。午前中は美術館巡りをし、午後はモンマルトルやモンパルナスの画廊を回ったり観光をしたり、夜はナイトショーを見るのが楽しみでした。
「フォリーベルジェール」、「ムーランルージュ」、「クレイジーホース」、「リド」、「パラダイスラティン」を繰り返し見ました。きらびやかなレビューに見とれていました。
ナイトショーの予約が取れなかったときは、モンマルトルにある「ラパンアジル」に行っては、歌手の歌うシャンソンを聞いていました。

初めてパリに行った時に見たのは「ムーランルージュ」でした。事前に電話で予約をしたのですが、22時からのショーは予約が取れず、24時から2時までのを予約しました。初めてムーランルージュのショー「フォーミダブル」を見て、音楽とショーの楽しさに大興奮でした。

夜の2時にショーが終り、すぐにホテルに帰れば良かったのですが、通りを歩いていると、「ビール一杯、安いから」と客引きの誘いに乗り、店に入りました。ビールを飲んで女性と話をしていると、いきなりテーブルに請求書が置かれ、円に換算すると、60万円相当のフラン額が書いてあり、びっくりしました。支払いを拒否して大声をだすと、別の部屋に連れていかれてドアを閉められ、大変な思いをしました。
パスポートやクレジットカードはホテルの金庫に入れていたので、小銭しか財布に入れておらず、体中をチェックされましたが、金もカードも無いと言いつづけました。
朝の4時くらいになり、もう店を閉めるからということで、結局何も取られずに店を出ることができました。5時頃に北駅そばのホテルに着いて、受付の人を起こして鍵を貰いました。出来事を話すと、馬鹿だなあと言われました。
初めてのパリの思い出は、ムーランルージュとぼったくりの店でした。


1)フォリーベルジェール。


↑ フォリーベルジェールのポスター。


↑ フォリーベルジェールのパンフレット。


↑ フォリーベルジェールのエントランス。


↑ フォリーベジュエールの劇場。


↑ フォリーベルジェールのパンフレット。



↑ おそらく一番古い、フォリーベルジェールのポスター。


↑ ”Le bar des Folies Bergere" / フォリーベルジェールのバー。 マネの絵。


↑ 昔のフォリーベルジェールの写真。


↑ フォリーベルジェールのパンフレットに、「ジョセフィンベーカー:JOSEPHINE BAKER」の紹介が書いてあり、訳してみた。
「ジョセフィンベーカーの体だが、官能的で動物のような動き、肌を持ち、そして揺れる腰は非常に激しく、大衆は目の前で襲いかかられたように感じたに違いない。彼女は最も偉大なダンサーだった。彼女の持つ素晴らしいスタイル自体が、計り知れない力だった」


1936年にミッシェル ジャルマシーが作成したフォリーベジュエールのポスター。ジョセフィンベーカーが踊っている姿が描かれている。彼はその後50年に渡り、フォリーベルジェールのポスターを作り続けた。


↑ ジョセフィンベーカー。「彼女はいわば、時限装置付きの爆弾だ!」



↑ ジョセフィンベーカーのCD。


↑ ジョセフィンベーカー。





↑ フォリーベルジェールのパンフレット。



↑ シュバリエとミスタンゲット。


↑ シュバリエとミスタンゲット。


↑ ミスタンゲットのCD。



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2) ムーランルージュ。 「FORMIDABLE ! /フォーミダブル」というショー。
一番多く通ったのが、ムーランルージュだった。
ショーの内容は同じだったが、何度行っても、再び行きたくなる魅力があった。
「フォーミダブル」の音楽は、耳にタコができるくらい繰り返し聴いた。今でもメロディーが口から出てくる大好きな曲。


↑ ムーランルージュ。「フォーミダブル」のパンフレット。


↑ ムーランルージュで購入した本。


↑ ムーランルージュ 「フォーミダブル」のCD。 素晴らしい音楽。
CDの女性は、ラトーヤ・ジャクソン。

ムーランルージュで「ラトーヤ・ジャクソン」が歌っており、それが録音されている。
ラトーヤ・ジャクソンだが、ジャクソンファミリーの一員で、弟はマイケル・ジャクソン、姉はジャネット・ジャクソン。
ムーランルージュに行くと、いつも彼女がフランス語で歌っていたが、ある時から別の女性が歌うようになり、その後、「フォーミダブル」のショーが終り、別のショーがスタートした。とても淋しい気持ちになった。



↑ ムーランルージュのレビュー。


↑ ムーランルージュのフレンチカンカン。

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3)クレイジー・ホース。


↑ クレイジー・ホースで購入した本。

クレイジーホースもよく見に行った。ダンサーの女性だが、背の高さを統一するように選考されている。

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4)リド。

母と弟がオランダに遊びに来たとき、リドに連れて行った。
開園前に、観客が舞台で踊っても良いという事で、舞台そばの観光客が舞台に上がっていた。母親が私もぜひ踊りたいと言ったことがいまだに思いだされる。


↑ リドのパンフレット。

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5)パラダイスラティン。

パラダイスラティンにも何度も行った。


↑ パラダイスラティンのパンフレット。





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最終更新日  2019.10.13 09:31:13
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