Mr. Cats' Gardenのブログ あるいはニャンスケの生活と意見

PR

×

プロフィール

Cats' Garden

Cats' Garden

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2025.03.15
XML



作:フェデリコ・ガルシア・ロルカ、翻訳:牛島信明、演出:扇田拓也、    
ベルナルダ(当主):小島希来瑠、アングスティアス(長女)・乞食女・村の女たち:小林明葉、マグダレーナ(次女)・村の女たち:佐原美那、アメリア(三女)・マリーァ-ホセファ・プルデンシア・村の女たち:山田真衣、マルティリオ(四女)・村の女たち:竹田彩希、アデーラ(末っ子)・村の女たち:森夏子、ボンシア:広江琉化、女中:中村彩夏、



             図 ベルナルダ・アルバの家 チラシと場内配付資料から構成

 宿主の相方が、珍しく本職意識全回転で、是非観たかった作品、ベルナルダ・アルバの家。宿主の相方が執着の舞台。 

 カルメンのカーテンコールを早々に抜け出して 初台から六本木に。珍しく相方自ら最短経路を探してきた。大江戸線は2回目だが結構利便性のある路線なのだ。受付に行くと、後2名だから予定通り始められそうです、と担当者同士の話が聞こえてくる。約90名、全部自由席でほぼ満席、チケットレス。

 チラシにあったとおり、女性のみの公演。たまたまこ歳の1年次研修生が皆女性だったから選ばれた演目でもあったのだ。登場人物は11名+村の人々5名、一方、出演する修了生は8名。主役ベルナルダと舞台展開を司っている感じの召使いボンシアと女中の3役以外は、皆一人二役や三役をやって舞台を作る。

 その舞台はベルナルダの家の居間である。舞台はベルナルダの二番目の夫が死んでその葬儀が教会で行われている最中、家人が全て教会にいている間に、掃除と葬儀後の弔問客来訪に備える準備にいそしみながら、ベルナルダとその子供達を語るポンシアと女中のお喋りから始まる。完全主義者で完璧な妻、そして娘を修道女のように厳しく育む鉄拳総統形母。家内は完璧に整頓され全てはチリ一つなく完全に磨き上げられている。



 長女に婚約の噺が出たとき、その男ぺぺは姉妹の関心の的になる。ぺぺとの合瀬を母から姉達からギシギシ責め立てられる。猟銃を持ってぺぺを追った母から、ぺぺは私が殺してきたと嘘情報を伝えられた娘達。

 一人別室に引きこもった末娘。 暫くして、心配になって様子を見に行った姉。変だ!妹が動かないみたい?自死した?ぺぺの死を信じて追ったのだ。

 鉄拳の母は悲しみの中で言い放った。娘は男を知らぬ清らかな体のまま、神の御許に召された。本家前代未聞の悲劇である。皆で静かに送りましょう。  

 全体主義・独裁制を揶揄している芝居のように感じられるが、何と押さえた表現か! 然るに、この作品はファッショ勢力が敗北した1945年まで上演されることはなかった。そしてこの作品を書いた数ヶ月後の1936年8月、レジスタンス系の友人とともにいたロルカは、フランコ一味ちによって殺された。 

​
【中古】 ベルナルダ・アルバの家 / F.ガルシア ロルカ, 山田 肇 / 未来社 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】 ​

​
【中古】 ベルナルダ・アルバの家 / F.ガルシア ロルカ, 山田 肇 / 未来社 [単行本]【ネコポス発送】 ​​
【中古】 ベルナルダ・アルバの家 / F.ガルシア ロルカ, 山田 肇 / 未来社 [単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】 ​​
【中古】パンフレット ≪パンフレット(舞台)≫ パンフ)ベルナルダ・アルバの家





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.03.16 18:59:14
コメントを書く
[舞台・音楽・芸能パーフォマンス等々論] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: