仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年06月28日
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 昨日は野球の練習(試合が近くなったので練習試合をしているのだが・・・)をして家に帰り、風呂に入って食事を始めたのが、22:00くらいになっていた。私は家に帰ってからはあまりTVは見ないのだが、何となくスイッチを入れると「日本映画専門チァンネル」で黒澤明の「七人の侍」を放映していたので、ついつい最後まで見てしまったおかげで、寝たのが2:00くらいになってしまっていた。私もこの映画が封切りされたときにも、親父に連れられて見に行っているのだが、ロードショウやTVでの放送を含めて、もう何十回も見ているのだが何回見ても飽きがこない。

 この映画は本当に素晴らしく、多くの映画人に影響を与えた映画として有名であるが、S.スピルバーグは、映画の撮影前や製作に行き詰まったときに、もの作りの原点に立ち戻るために必ずこの映画を見ると発言しているらしい。確かに人を引きつける演出で見る者を引きつけるのだが、私も次のシーンを説明できるくらいなのに、映画が始まってしまうとどうしても目を離せなくなってしまう。昨晩もおかげで休憩に時間には、ビールを取り出して飲んでしまったうえに、映画が終わったのだ1:30くらいだったので、もう一度風呂に入ってビールを飲んで寝る羽目になってしまった。

 沈着冷静にリーダーである島田勘兵衛や、軍略もけっこうできるサブリーダーの片山五郎兵衛など個性的に侍の人選も、この映画のおもしろさを増している。それにも増して私が好きなのは、この映画の音楽で、この映画の中で最も有名な曲である「侍のテーマ」は、はじめ黒沢明は早坂文夫が用意していた曲がすべて気に入らずに、没案となったらしい。その時困った作曲家の早坂文夫がゴミの中に捨てていた楽譜の一枚をピアノで演奏したところ、黒沢監督がすっかり気に入って採用となったというエピソードがあるらしい。(いつ聞いても本当に映画にマッチしていると感心してしまう)

 早坂文夫は、何と言っても黒澤明の代表作「七人の侍」の勇壮な「侍のテーマ」が有名だが、私は、木村功が山の林の中に入って行く時のたおやかな曲や、菊千代の少しお茶目なアップテンポの曲も大好きである。主人公達各自にテーマ曲が有るのは当初、黒澤明がオムニバスの剣豪伝を作ろうとしたからだと聞いたことがある。ここまで書いてフト思ったのだが、そう言えば「ドラゴンクエスト」が、その方式で作られていることを思い出した。何度も計画されて廃案となっている「七人の侍」のリメイク版を造るのなら、七人が集まるまでのエピソードの映画を作ったら面白い者が出来るかも知れないと思った。(黒沢明版を越える作品は、非常に難しいので・・・)






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最終更新日  2007年06月28日 19時33分21秒
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