仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2007年08月23日
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 今日現場に行って山の畑を見るとそばの花が終わって、いよいよ新そばの季節がちかずいてきている。(今が一番そばを食っても旨くない季節なのだが・・・)この頃は聞くところによるとオーストラリア産のそば粉が多量に入ってきているので、夏場のそばも旨くなってそうだが、やはり新そばの魅力にはかなわない。私も自分で田そばを打つこともあるので、新そばの出来を楽しみにしている。

 私のセクションが担当している内子町は葉たばこの生産が盛んだが、その次の作物(葉たばこの取り込みが6月くらいには完了するので・・・)としてそばを植えている畑地がこの頃増えてきた。これは地域づくりの一環で、そばを地域の名物にしようと考えているかららしいが、昨年新そばを食べさせて貰ったのだが、素人が打ったにしては材料がよいせいかけっこう旨かった。この地域は、このような地域づくりに熱心なところで、そば打ちも全国に勉強に行っているとのことだった。

 私がごちそうになった家はご主人が山形県まで出かけて勉強したそうで、皿鉢料理を盛る朱塗りの大皿に盛ってくれたのだが、これは山形の「箱そば」の手法だと思った。全国には有名なそばがあるのだが、私もそば好きなのでそばの美味しい所に行くと、必ずそこの名物そばを食べることにしている。各地の「ざる」・「せいろ」はもちろん、「瓦」・「割子」・「皿」・「箱」などそばを盛る器にも、全国的には面白いものがあると思っている。(外にもそばを盛る器はあるだろうが・・・)

 今日の新聞に面白いそばの食べ方が載っていたのだが、「釜揚げそば」というのが島根県の三瓶地方にはあるというのだ。うどんの釜揚げと違ってだし汁に麺を付けるのではなく、そばのゆで汁にだし汁を足して味付けをして食べるそうだが、そばの栄養素であるルチンをゆで汁ごと取れるのは、栄養的に見ても理にかなっている。水溶性でるルチンを上手に取るため、さるそばなどはそば湯をあとで呑むし、そばがきは湯がき汁のなかに練ったそばを入れて出してくれたいるが、「釜揚げそば」もその方法の一種だろう。(自分でも出来そうなので一度やってみようか・・・)

 そばは食事にもなるし酒(日本酒)のアテにもなるし本当に旨い麺なのだが、どうしても店で食べる物は混ぜものをしたそば(二八そば等)しか食べられないので、生一本(十割そば)が食べたくなったら、よいそばをつくっている人にお願いして、水車で曳いて貰ったそば粉を自分で打ちつがやはり最高である。だし汁や付け汁はどうしても玄人にはかなわないので、せめてそばだけは自分で打った物を、いつまでも食べたい物である。





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最終更新日  2007年08月23日 12時38分20秒
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