仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年01月17日
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 今から13年前に「阪神淡路大震災」があったのだが、その時に被災者がおにぎりを食べて元気付けられたことで、今日を「おにぎりの日」と決めているらしい。私たちにボランティア理論を教えてくれている大学の先生は、震災の時に神戸で直節ボランティア(そのころにはボランティアと言う言葉もなかったそうだが・・・)
の代表として介護等にあったのだが、その時の話を先週の土曜日にしてくれた。


 「おにぎりの日」になったおにぎりも行政が配ってくれるものは、食中毒等のことを考えてか冷凍保存されたものであったらしく、高齢者などは二日目くらいから冷たくて喉に通らなくなったらしい。しかたがないので「炊き出し」が行われたのだが、炊き出しでよく食べられたのが、時節柄「ブタ汁」などのあたたかい汁物だ
ったらしい。


 その先生はキリスト教の関係で震災後の介護等に参加したのだが、一緒に参加していた外国人(米国人だったそうだが)が驚いたのは、神戸市に本部がある広域暴力団が、ボランティアの最先端の一番きつい業務を受け持ったことだったそうだ。米国では天災があるとギャングどもは、これ幸いにと略奪を始めるらしいのだ。日
本のギャングと言っては語弊があるが暴力団関係者が、逆に治安維持に相当数の人員を配するのに、感心したそうである。


 私の関係でも事務所の仲間が応援に行ったのだが、(私も復興が始まると港湾工事には短期間だが参加したのだが・・・)最前線で活躍していたのはボランティアで気ではなくて、青年会議所(JC)と先ほどの広域暴力団関係者と、創価学会の関係者の活躍が、一番役に立ったとのことだった。(もちろん自衛隊が出動してく
れてからは、この組織に勝ものはなかったそうだが・・・)


 一番役に立たなかったというか妨害になったのが行政で、フランスやスイスから救助犬と一緒に参加した組織(YMCA系の組織で前出の先生が要請したそうだが・・・)では、飛行機で着いた彼等に行政は、救助犬の免疫が済むまで救助活動の参加を認めなかったそうだ。書類処理に一ヶ月くらいかかるとのことで、救助犬は



 「阪神淡路大震災」で自衛隊の活動が出来なかったのは、その時の村山首相がポンすけ(政治評論家の三宅氏談・・・)だったからだけでなく、その時の兵庫県知事もメンツがあって、出動申請を出さなかったのも原因らしい。これは県庁にあった情報ををうけるパラボラアンテナが破損してしまい、県庁自体に何一つ情報が入
ってこなかったのが、行政の対応が遅れた一番の原因らしい。


 結局は地震などの天災などに対応できるのは、自衛隊などの飛び抜けた訓練をしている集団でなければ、いかにモチベーションを高く持っているのかが、活動の力になるらしい。訓練はしていてもモチベーションの低かった行政は役に立たず、寄せ集めでも「何かしなくては・・・」と考えたボランティアの方が、せっぱ詰まっ
たときには戦力になることが、「阪神淡路大震災」は教訓として残ったらしい。

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最終更新日  2008年01月17日 13時00分41秒
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