仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年02月07日
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 今日は旧正月である。今日のタイトル「新年快楽」というのは、日本の「よいお年を…」みたいに使う訳だが、もちろん年が明けても使うと思うそうだ。私が思っているだけかもしれないが、快楽っていうと日本では特殊な感じがあるが、中国ではごく普通に使うそうで、つまりごく普通に最上級の幸せを求めてるということなのだろう。

 私も30年くらいまえに中国に仕事に3ヶ月ばかり行っていたのだが、大晦日の夜は一家だんらんの大切な時で、私がお世話になっていた飯場のようなところでも、作業員一家の人たちがすべて集まって年越しのごちそう「年夜飯」を食べる風習がありました。特に一晩中一睡もせず新年を迎える人も多く、これを「守歳」と呼びんで、街角には堤灯をつるして五色の布を飾り、街中のあちこちで爆竹を鳴らし、花火を打ち上げ、旧正月を祝わっていました。

 新年を迎える晩には餃子を食べる風習があることは有名ですが、このときの餃子は「元宝」という昔の金の形に包み、山盛り盛られた餃子を年越しで食べることで、お金持ちになる意味をもっているそうです。大盛りの餃子に中に何個かは、餃子に綺麗に洗ったコインを包みんでおき、一番先に食べ当てた人はその年金持ちになると言われています。

 餃子には新と旧が入れ替わる「更歳交子」という意味もありますし、餃子の皮を作るために小麦粉をこねる作業を「和」と言い、これは中国語では一緒にという意味の「合」に近い発音をするとの事だった。また、餃子の餡は交わるという意味の「交」の発音に通じており、この二つの漢字である「合」と「交」は、いずれも集まって団欒をするという意味があるため、餃子は一家団欒の似象徴となるおめでたい食物だそうだ。

 餃子を食べる習慣は寒く耳も凍る様子を見た医者が、貧乏な人にも寒さを凌げる食事として考えられたとも言われています。その為昔の餃子の具は羊肉や唐辛子等体温を高める作用のある材料が使われていたそうで、正しい餃子の食べ方というと、餃子をゆでてお湯からあげたあと、酢やニンニク・ごま油で調味した醤油の、薬味につけながら食べるものらしい。

 ここまで餃子のことを書いてきたのだが、中国産の餃子が毒入り(農薬入り・・・)ということで問題にはなっているが、今日の夕食はもちろん嫁さんの手製餃子である。そういえば、昨年の旧正月の日記に、新年の歌か俳句を書いていこうというのを思い出したので、今年は芭蕉の若かりし時の俳句を書いておこうか。

      発句なり
        松尾桃青
          旅の春






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最終更新日  2008年02月07日 22時44分26秒
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