仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年07月05日
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 今日は朝からけっこう雨が降っていたので(梅雨明け宣言が出たとたんに、大雨が降ることはよくある事なのだが・・・)、事務所に電話してみたが特に変わったことがなかったので、ゆっくりと休もうと思っていると、夏休みのイベントで「警察音楽隊」に、行進曲のコンサートをお願いしている件で、協議があるので来て欲しいとで電話があった。

 雨も上がってきていたので警察本部に出かけて話を聴いたのだが、「音楽の演奏を通じて市民と警察との融和をはかり、警察活動の広報にあたるため」というのが警察音楽隊の目的らしい。愛媛県の場合は警察官等によって編成されている部隊ではあるが、音楽活動を専門とする専務隊で運営されてはいないである。(専門隊は10県位しかないそうだ・・・)

 そこで行進曲の選定について話したのだが、選定演目に中に日本初の洋式音楽と言われる、警視庁ゆかりの「抜刀隊」が入っていなかったのだ。理由を尋ねると軍歌のジャンルに入るため、一般のコンサートなどでは演奏しないとのことだった。松山市は『坂の上の雲』のまちづくりということで、明治時代をモチーフにしているのだからそれは違うと言っておいた。

 私はこの曲については正確には軍人ではなく警官隊の活躍を描いた曲であることから、「抜刀隊」単体では軍歌に当たらないと思っているし、いくら今では陸上自衛隊で演奏されることが多いといっても、(「分列行進曲」として演奏されているのだが・・・)本家は警察官の活躍を歌った歌だということを、現在の警察官も誇りに持ってもらいたい。

 さて、ここからは余談になるのだが(いよいよ司馬遼太郎の小説じみてきている・・・)、明治10年に起こった西南戦争で、当時の政府軍兵士が徴兵制による農民・商人出身兵士を中心に構成されており、設備の点ではフランス式陸軍の最新設備を装備していたが、西郷軍の士族を中心とした薩摩軍側の抜刀攻撃(白兵戦)には、とても対応出来なかったのだ。

 このため、警視庁警視官によって編成された抜刀隊が登場するわけだが、田原坂の戦い等の活躍によって、白兵戦における剣術の有用性が再認識されたことにより、警視庁は現在の犯人逮捕術マニュアルの元を作ったのだ。

 ということで、今日の「余談ではあるが・・・」は、行進曲から警察の逮捕術の話になって日記の終了としておこうか。





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最終更新日  2008年07月05日 12時45分49秒
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