仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年07月11日
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 私たち土木の現場技術者(工事の施工管理を生業としている技術者なのだが・・・)が、施工管理技士会を組織して活動している。今日今年の会員名簿をもらったのだが、昨年の名簿と比べて1ミリは薄くなっていた。それだけ活動する会社等が倒産や廃業になった関係で、技師会の会員自体も少なくなっている証拠だろう。(高



 私が一地番仕事をしていたと思っている10年くらい前に、協力会社としてトンネル工事や橋梁工事でがんばってくれていた地域の建設業者が、今年の名簿を見るとその地域で3社になっていたのだ。私自身その時には5社くらいの業者とつきあっていたのだが、たしかその地域には大小取り混ぜて8社の建設業者が公共事業を
主に工事をしていたと記憶しているのだ。


 それがここ10年で3社に減っているのだ。私の現場で一緒に道路や橋を造ってくれていた業者も、今年の名簿を見ると2社廃業していた。数年前にJRの駅で廃業した建設業者の和歌社長にあったのだが、その時に「廃業を考えている」とは聞いては居たが、実際にその会社がなくなると寂しいもので。それでも風の便りで聞
くとその会社は負債もなく、きれいに解散したそうである。


 今年の名簿を見てみるとその若社長も技師会のメンバーであり、私が見てもけっこう仕事ができる人物だと思っていたので、その地域に残った3社の内一番資本力のある会社に、どうやら再就職も出来て居るみたいで、最悪の事態にはなって居ないみたいだ。彼等は地元なので自宅から現場に出てきていたが、我々は建設ステー
ションに寝泊まりしていたので、よく食事をごちそうになったものだ。


 そういえば、その時若社長の一番下の女の子は、たしか小学校生だったと記憶しているのだが、今は高校生か大学生になっているはずである。その地域は過疎のひどい山村だった関係で、高校も1校しかなく少し勉強の出来る子は、市街地の学校へ行くために下宿していたのだ。そうなると親の負担はけっこう高額になってしま



 それからたった10年で、地域の経済をここまで追い込んだ責任は、いったい誰なのだろう。だんだん薄くなっていく我々の仲間たちの名簿を見ていると、これからこの業界が成り立っていくのか、多くの人間が不安に思っているに違いない。それにつけても腹立たしいのは、我々業界を指導する立場の行政が、ノホホンとして
いることである。(自分たちは何一つ困ってはいないみたいなので・・・)

 その地域ではピーク時の2割(2割減少したのとは違うのだ・・・)になってしまった公共事業が、これから復活すると派思えないし、10年後には公共事業が今の2割になっていないことを、多田願うだけである。


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最終更新日  2008年07月11日 12時56分54秒
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