仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

PR

プロフィール

HbA1c 6

HbA1c 6

フリーページ

2008年09月03日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 福田首相が辞任して麻生幹事長が総理になって新しい内閣を作るのだが、景気対策重視という点では、私をはじめ多くの国民の希望に合致しているが、経済成長の手段では「旧来のバラマキ型政治への逆行」するのではと、財務省の官僚を始め財政当局などの懸念もされている。首尾よく麻生幹事長が次期首相に就任したとしても、こうしたイメージが成長と財政再建の二兎を求める国民に、どのように受け止められるかが、政権への支持率に影響するだろう。

 今日の日経オンラインに「とにかく早く辞めなさいと言っていました。総理大臣といっても、様々な制約を受けて、何も決められないのですから」という言葉が載っていたが、これは細川護煕元首相の夫人、佳代子氏の言葉だそうだ。「殿、ご乱心」と電撃辞任の先駆者であった細川元首相もその辞任劇について、「無責任」という批判を受けたものだった。このときは真夜中に福祉税構想をぶち上げて、自爆テロみたいな辞め方をしてしまったのだ。

 突然の辞任を決めた福田康夫首相だが、国会運営の行き詰まりや低迷する支持率が、首相の二代続いた突然の辞任の背中を押したみたいだ。一月前に内閣改造した時には少なくとも、重要な案件を何とかしたいという意欲を持っていたはずなのに、辞任のきっかけになったのは身内のはずの公明党の厳しい姿勢であるもたいだ。(昨日のTVの解説を聞いていると、味方と思っていた宗教団体(某政党に強い影響力を持っているそうで、福田首相はそちらのほうとうまくやって政党のほうはケアしなかったらしいが・・・)が強力してくれなかったみたいだ。

 これも今日の日経オンラインに載っていたのだが、今回の福田首相の突然の辞任劇は結局のところ、辞め方にこだわり続けた福田首相が、最後の最後で自らの信念を通した、というのが真相に近いのではないかというものだった。つまり、覚悟の自殺のようなものだと言っているみたいだ。たしかに、このままでは検討している法案を国会で通すのは難しく、総選挙になっても苦戦を強いられ、政権交代の可能性も十分にありうるとなれば、まわりから引導を渡されず自らの決断で辞めるには、いまの時期ぐらいしかなかったのだろう。

 何はともあれ福田首相が辞任したからには、新しい自民党総裁が選挙で選ばれて、新しい日本の総理大臣になるのだから、我々が希望するのは、上げ潮路線や財政規律の推進かなどという言葉の遊びではなく、経済成長と財政改革と“相対立する”政策なのだ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年09月03日 22時12分09秒
コメント(1) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

砥部焼祭り@ Re:減税派の方が少数だといわれているが・・・(04/17) 砥部焼祭りについては、 0896240183 をど…
スマホ@ Re:ディールの好きな大統領といっても・・・(03/31) スマホの知りたいことは、0896244450 か…
aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…
aki@ Re:速歩をはじめよう・・・(03/17) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
aki@ Re:能登半島地震で行われていること・・・(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: