仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2009年06月13日
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 先週は久しぶりに残業をしたのだが、どうやら今月は月末まで少し忙しい日々が続きそうだ。早速今日の午前中は休日なのに松山で会議があってそれに出席すると、午後からは事務所で設計書の作成をしなくてはならないのだ。明日の日曜日もどうやら出勤になりそうで、若い衆の仕事を手伝ってやらないといけないみたいだ。それというのも昨年受注した工事がそろそろ完成を迎えてきたのだが、昨年はガソリンや鋼材が狂乱物価並みに上昇していたが、工事を始めてから少し下落傾向になってきたのだ。工事の材料が上昇しているときに「単品スライド」と言うわけの判らない制度を導入したため、今度は材料単価が下落始めるとその分を工事費から返せといってくるのだ。それも工事費を返すのではなくて材料が下落した分を工事して返せと役所は言っているのだ。

 我々工事の仕事は「段取り八分」といって、施工計画を考えて利益を出しているのに、ほんの少しの拾い仕事のために相当数の手間がかかってしまい、少ない利益を圧迫してくるのだ。(私たち工事監督連中が、休日出勤をするだけでも費用が必要なのだ…)しかも追加工事として役所に取られる工事分は、我々が算出しなくてはならないというのだ。本来なら利益を受ける側が算出したらよいのだが、そこはお役所のルールで被害を受けるほうが手間をかけて算定して、その金額分の拾い工事を我々が工事現場で探し出し、役所の監督さんに提出するシステムになっているのだ。このことは今度決まったことではなく、高度成長時に作られたシステムなのだが、この仕事が減少しているときに、行け行けドンドン時のシステムを使用するのが間違っていると私は思うのだ。(役所の前例主義はいまさらグチっても仕方がないのだが…)

 そこで狂乱物価を経験している私のようなベテランの出番なのだが、
この狂乱物価とは昭和40年代後半に20%を越える物価上昇が起こり、そのときの福田大蔵大臣が「わが国の物価上昇は、狂乱状態になっている」といったことから、この「狂乱物価」という名前が付いたそうだ。私はこのときにはこの業界に入っており、若手職員として「単品スライド」の計算をした事があるので、そのときのやり方を若い衆に教えておこうと思っているのだ。もちろんこの時には、いくら材料単価が落ち着いてもお役所の方が、「材料単価の下落分を返せ」などと野暮なことは言わなかったので、「逆単品スライド」の経験は持ち合わせてはいないのだが、これはおいおい勉強していけば何とかなるだろう。私のセクションでは今月にこの「逆単品スライド」対象となる工事が、7本も完成となる関係で今月はどうしても残業が多くなるだろう。

 しかも来週には本社の定期監査があるので、そちらの方の準備もしなくてはならないし、来週後半は監査も受けなけらばならないのだ。定期監査の方は帳簿の確認が主となるので、事務方の方が主になってくれるのだが、工事関係部署も何もしないわけにはいけないので、一応セクションリーダーが対応することになっているのだ。そのうえ来週の月曜日には地域の防災訓練が予定されており、私の事務所も参加している関係で協力要請が来ているのだ。(やはり30人くらいの参加はしなくてはいけないだろう…)今年は今のところ雨が少ないのであまり関係はないかもしれないが、通常6月といえば雨が降って、何日かは水防にも出なくてはいけないのだ。そう考えると今月は本当に忙しそうで、身体が二つはほしいのが実情なのだ。(さて、これからどうなる事やら…)





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最終更新日  2009年06月13日 06時44分34秒
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