韓国・釜山の室内実弾射撃場で日本人観光客を含む16人の死傷者が出た火災事故のニュースが一段落したと思ったとたんに、イエメンの首都サヌア北郊アルハブで、日本人の男性技師が誘拐されるという事件が起こったのだが、こういう事件や事故のニュースを見ていると、やはり外国は危険だと思ってしまう。私も昔建設業全体が景気の良かった時代には、事務所の慰安旅行で2年に1度くらいは、韓国や台湾などの近場の海外旅行によく行ったものだった。(私の場合はなぜか事務所全員が行く海外旅行のときには、連絡員として事務所に残るケースが多かったのだが・・・)もちろん、今回射撃場での事故があった韓国の釜山にも、2~3回は行っているはずなのだ。
小中学校の校舎を建設するためイエメンに滞在し誘拐された技師の方だが、国際協力機構の委託でアラブの国へ派遣されていたそうだ。私も若いときに3ヶ月ばかり応援としてサウジアラビアに仕事で行っていたことがあるのだが、そのときはインド人かバングラデッシュ人か忘れたが、彼らを連れて職業訓練的なことをしながら、空港建設現場ではたら入れもらったことがあるのだ。(その時は若かったこともあって、今のようにゆに危険だとは思わなかったのだが・・・)この技師の方は年齢が63歳と言うことから、どうやら熟年ボランティアとして、学校建設にイエメンに行っていたみたいだ。
このイエメン人の運転手とともに部族集団に誘拐された技師は、日本大使館に電話で連絡してきたそうだが、それによると技師を誘拐した部族集団は、政府に拘束されている仲間の釈放を求めており、イエメン政府は地元部族長を交え、解放に向けた交渉を続けていたそうで、今日のITのニュースによるとどうやら無事に開放されたみたいだ。 在イエメン日本大使館は「最終的に本人と会うまでは、はっきりしたことは言えない」としているそうだが、政府筋などによると誘拐された技師の健康状態は良好で、解放後、当局の先導する車両でサヌアに到着したとなっていた。(こちらの方は誘拐犯に身代金を払って釈放されたみたいなのだが、何はともあれ早期解決してよかったのだ・・・)
韓国・釜山の室内実弾射撃場での火災事故の件だが、現地の警察側は3度目となる鑑識活動をした上で、「簡易実験の結果、残留火薬に引火して爆発した可能性は低いとみられる」と語ったそうだ。そのITのニュースによると、火災事故があった「ガナダラ実弾射撃場」と似た状況を他の室内射撃場で再現したそうで、銃を発射した時に燃え残って床の上などに落ちる残留火薬に点火する実験などをしたところ、「火はついたが爆発にはいたらなかった」と、捜査関係者が語っているそうだ。こうなるといよいよ出火原因がわからなくなってくるのだが、私は放火されたのだと思っているのだ。
この韓国・釜山の室内実弾射撃場で、日本人観光客を含む16人の死傷者が出た火災事故が起こった日は、シンガポールで行われたアジア太平洋経済協力会議の首脳会議があった日で、中国・ロシア・アメリカ・日本・韓国の首脳が、シンガポールで一同に会していた日なのだ。 その席に呼ばれていない危険分子の国が、アジア太平洋経済協力会議の外でなにか注目されるニュースを創るために、テロ活動を韓国で行ったのではないかと思っているのだ。こうなると事件性は高くなるが、韓国の警察はその証拠を掴んでテロ国家との取引に使おうと思って、今回は原因不明としているのだろう。(本当にこうであったら、それこそ小説のネタになりそうなのだが・・・)
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