仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2010年02月20日
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 天気予報によると私の住んでいる愛媛県地方は、全国的に「西高東低」の冬型の気圧配置となっているため、雲が広がっているとのことだったが、朝は霜が凄かったので天気予報どおり寒い朝だったのだろう。それでも今日は冬型の気圧配置は緩むそうで、次第に高気圧に覆われてくるため概ね晴れてくるとのことだった。こうなってくるとそろそろ私にはつらい季節が始まるのだが、今週に入りスギ花粉の飛散が本格化してきたそうなのだ。一番暖かい高知県などではすでに多くの花粉が観測されているそうで、その他の県でも飛散の始まった所があるという予報なのだ。今週末からは高知県や愛媛県では多くの花粉飛散が予想されており、更に来週は要注意だそうで、晴れる日は15℃~20℃位まで上がる予想で、香川県や徳島県でも一気に本格化する恐れがあるというのだ。(本当に大変な日が続きそうなのだ…)

 私の場合は「松山地方に春を呼ぶ」と言われている「椿祭り」くらいから、スギ花粉による花粉症の症状が出てくるのだ。その「椿祭り」だが「立春に近い上弦の月の初期」と月齢を定められているそうで、伊予豆比古神社の春祭として一般的には「椿まつり」・「お椿さん」或いは「お八日(おようか)」と親しみを込めて呼ばれているのだ。現在は旧暦正月8日を例祭日として、その前後の3日間斎行されているのだが、従前は旧正月8日のみが斎行日であったそうで、古老達は現在も「お八日(おしょうか)」と称ているそうなのだ。「立春に近い上弦の月の初期」は、丁度冬の厳しい寒さも峠を越し、物の芽が動き始める頃となるそうで、農閑期も終りを告げ「椿祭り」の終了後には田起しや播種を始める慣習が、愛媛県をはじめ四国各地にあることから「松山地方に春を呼ぶ」というのだ。

 今では全国各地から毎年約50万人の参詣者で境内は3日間賑わうのだが、(祭りの後でお賽銭を数えるところがTVで放送されるのだが…)国道33号の交差点から神社までの約1Kmの県道と、平成15年に開通した「はなみづき通り」の交差点から神社まで約500mの県道は全面交通遮断され、その県道両側に約800店の露店が立ち並ぶ状は圧巻なのだ。「椿祭り」は初日の午前0時に大太鼓で開始を告げられて以来、最終日の24時迄72時間昼夜を徹しての比類のないお祭りなのだが、参拝者が年々増加傾向にあるのは「椿祭り」の時間帯が、生活時間が多様化している我々に認識されているからだろう。(若い衆などは深夜にお参りに行くといっていたのだが…)私の事務所でも昔は「椿祭り」期間中に特別祈願として、「縁起開運」・「商売繁昌」を祈ていたそうなのだが、今はお参りだけで済ませているのだ。

 昔のことを宮司さんに聞いてみると、「その昔の『椿祭り』は、祈りを捧げた後に大きな椿の樹の下で山村で採れた山の幸と海の幸つまり魚介類とをやりとりする物々交換の市と、情報交換をする場でもあった」そうなのだ。この「椿祭り」の準備のほうも大変だそうで、祭り本番前にはしめ縄奉納式と神輿洗清をかかさずするそうなのだ。しめ縄の張り替えは毎年氏子11町の持ち回りだそうで、今年は来住町氏子会が担当したそうなのだ。約30人が3本の縄を組み合わせて長さ30センチ~22・2メートル、直径1~15センチのしめ縄にし、拝殿や楼門など15カ所に飾るというのだ。それでも氏子連はこれが楽しみみたいで、今年の代表者も「なかなか役目が回ってこないので、参加できるのを光栄に思っている」とTVのインタビューに新しく張ったしめ縄のまえで、満足そうに答えていたのだ。 





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最終更新日  2010年02月20日 08時57分46秒
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