昨日の日曜日は拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、国際連合が国連の総会で要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を、加盟192カ国の全会一致で可決しており、国際糖尿病連合ならびに世界保健機関が定めていた11月14日を「世界糖尿病デー」として指定したのだ。世界保健機関は国連決議に先駆け「Unite for Diabetes(糖尿病との闘いのため団結せよ)」という労働組合の運動方針のようなキャッチフレーズと、国連や空を表す「ブルー」と団結を表す「輪」を使用したシンボルマークを採用して、全世界での糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しているのだ。糖尿病は今や世界の成人人口のおよそ5~6%となる2億5千万人が抱える病気で、国連が定めた病気にかかわる日というのは「AIDS」と「糖尿病」の2つだけだそうなのだ。