仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2012年08月31日
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 野党が「数の力で押し切る許されない暴挙」などと相次いで批判すると、民主党幹部は「とんでもない言いがかりだ。民主党案の提出後、2カ月待った」と語気を強めて反論してそうで、その後「野党の本音は『1票の格差是正も定数削減もやりたくない』だ。今後も粛々と委員会採決していく」と断言し野党欠席のままで国会運営を行なっていったのだ。しれに衆院財務金融委員会で民主党の賛成多数で可決された公債法案を巡る溝も深い問題で、野田首相は「野党も責任ある態度を示してもらいたい」と求めたが、野党である自民党の言い分は「民主党は知恵を絞らず『とにかく原案で採決を』の一点張りだ」と批判していたそうなのだ。

 こんなことから「政府・民主党と野党・自民党のチキンレースが始まった」とマスコミが批判しているのだが、野田佳彦首相がいつまで早期解散をホゴにできるのかと、谷垣禎一総裁がどこまで国会ボイコット路線を貫けるのか、という我慢比べの様相になってきているのだ。両氏とも代表選と総裁選を控えているのだが、「チキンレース」とは本来、ジェームスディーン主演の映画の『 理由なき反抗 』に見られる度胸試しのためのレースのことで、壁や崖に全速力で向かい、どちらが壁近くまでブレーキを踏まずにいられるかを競うもので、「チキンゲーム」ともいわれることもある相手との根競べ的なものなのだ。

 ルールは上記以外にも多種存在するが、基本的には相手との根競べであることから根競べの状態を指して「チキンレース」というようになったそうなのだが、特に株取引の際にこういった場面が多いことから株の世界でよく使われる他、ボードゲームやカードゲームにオンラインゲームなど複数参加のゲームで、リスクを伴うが勝ちに繋がるような駆け引きの状態を指しても使われているそうなのだ。法案の衆院通過を民主党が強行したが参院で成立する見通しはなく、問責決議が可決されれば野党の審議拒否で国会は空転し、両法案を含む重要法案が軒並み宙に浮くのは確実となってしまったのだ。

 参議院で可決した問責決議に法的拘束力はなく、自民党が求める本国会の会期末までの衆院解散の見通しは立たないことから、野党が多数を占める参院での法案成立も困難で、与野党ともに展望がないまま強硬姿勢を強めてしまった結果なのだ。民主党の前原誠司政調会長は記者会見で、自民党と公明両党が野田佳彦首相の問責決議案を提出したことについて「3党党首会談の内容を破棄することになる。自民党と公明両党が首相から引き出した『近いうち』の解散も白紙に戻る」と述べ、3党首による衆院解散に関する3党合意は無効になったとの認識を示し自民党と公明両党を強く批判したそうなのだ。

 首相問責としては自民党が与党だった時代の福田康夫首相と、麻生太郎首相に続き3例目の可決となったのだが、福田、麻生両氏はいずれも次の国会で退陣しているのだ。今回の野田内閣も次の国会では退陣するのだろうが、今から1ヶ月以上は国民生活を無視した国会運営が行われるということだろう。国会を1日開催するにも多額な税金が必要だし、何もできない国会議員に高い給料を支払っているのは我々納税者なのだ。相手との無意味な根競べなどはすぐに止めにして、我々国民の生活がよくなる政治を行なってもらいたいものだが、死活の困らない銀や役人にはそのような事はいっさい関係のないことなのだろう。




--- On Fri, 2012/8/31, > wrote:















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最終更新日  2012年08月31日 09時44分27秒
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