鉄筋・鉄骨の構造物の柱などをコンクリートの基礎に埋め込まれた板にスタッド溶接しており、溶接工としては「手溶接法」や「半自動溶接法」の規定された資格を有し、事前にその現場溶接条件・溶接環境・溶接方法に応じた十分な能力がある溶接工を採用しているのだ。資格としては「JIS Z 3801」の溶接技術検定における試験方法および判定基準等があり、施工前溶接性試験として重要構造物では、使用する溶接工及び溶接条件を用いて試験材による施工前溶接性試験を実施して溶接工の技量や溶接条件を確認することにしているのだ。現場溶接部検査として全溶接部に対し寸法検査含む外観検査を行っているが、構造物の重要度やガス圧接などでは放射線透過試験や超音波探傷試験を採用しているのだ。