定年後の暮らしには健康や金銭的な不安もあるけれど楽しみだってたくさんあるそうで、その第 1 位は「国内旅行」ということで約半数の人が国内旅行を楽しみにしているというのだ。慣れない海外よりも言葉が通じる国内旅行というわけで、会社に通う毎日から解放される退職後なら今まで旅費を気にして行けなかった場所にも足を延ばせそうだと考えているという。子育てからも解放され定年後は子どもや孫と一緒に静かにと考えている人は意外と少ない様子で、自分たちのためにお金を使っているということがうかがえるというのだ。自分たちの暮らしを楽しみ余生を満喫しようという前向きな姿勢を感じる結果のようだが、これはこれから定年を迎える人たちにとっても心強い結果といえるみたいだ。
意外に知られていないのだが実は「手取り年収」はどこかに書いてあるわけではなく、自分で計算しないとわからないという。私は毎年 1 月に「今年の給与の手取り年収」を試算することを恒例行事としているが、額面年収が同じであっても制度改正があると手取りは増減するので自分の手取りは知っておきたいものなのだ。手取り年収とは可処分所得ともいい「実際に使えるお金」のことで、厚生年金保険料の料率アップは少しずつのでも、 14 年間連続で引き上げられるとボディブローのように家計にダメージを与えることもわかってくるのだ。この数年間はかろうじて「微減」に留まっているが 16 年間でなんと 50 万円も「使えるお金」が減っていることなど、可処分所得を毎年見ることでわかってくるのだ。
国の財政状況と少子高齢化を考えると今後も増税や社会保険料の負担増は避けられないといわれるが、何に幸せを感じるかは人それぞれで好きなワクワクできることや趣味で時間を過ごすことも幸せなのだという。 50 代であまりお金がない人でも幸せを感じられる時間の過ごし方や趣味の楽しみ方は、私の場合若いころからずっと続けている趣味は読書で、 50 代に入ってから本格的に始めた趣味はウォーキングにテレビドラマ鑑賞や、ガーデニングに神社・仏閣巡りとボランティア活動なのだ。どれもなるべくお金をかけないよう心掛けているのだが、読書も以前は本屋で買って読んでいたが最近はほとんど買わず、お気に入りの本だけを本棚にキープして繰り返し読み、ほかの本は図書館等で借りることにしているのだ。
またどうしても読みたい本は古本屋で買うことにしており、本がある程度たまったら不要な本は古本屋に売ることにしているのだ。テレビドラマ鑑賞は無料配信のドラマを見る分にはお金はかからないし、かかるのは録画をする DVD の購入費くらいでなのだ。休日に撮りためた DVD を見るのはいい時間の過ごし方で、室内で楽しめる趣味は他に音楽鑑賞やゲームに料理をつくるなどのモノ作りなどいろいろあるのだ。実家にある小さな庭でのガーデニングは種子や鉢・土など初期投資は必要なのだが、花壇を作ってしまえばあとは定期的に花の苗を植え変えるだけなので、年間 1 万円から 2 万円で苗の成長と開花を楽しめるのだ、。庭のないマンションでもベランダガーデニング・ベランダ菜園を楽しめるのだ。
外遊びの趣味は神社・仏閣巡りなのだが、基本的に無料で参拝できるので安上がりな趣味だと思っているのだ。往復の交通費はかかるので少し遠方に行くと宿泊費も含めてお金がかかってしまうこともあるのだ。それでも日本はいたるところに神社・仏閣があるので近場を回るだけでも楽しいと思うし、最近では「御朱印ガール」と言われる人も御朱印集めを楽しんでいるというのだ。「圧網でウォーク」の 1 日で 10 の神社・仏閣を巡って 7 つの御朱印を受けたのだが、歩くことでは 1 万 5000 歩ほどでいい運動をしまと実感している。好きなことやワクワクすることをどうしたらお金をかけずにできるか知恵を絞って見るのも面白いもので、知恵を絞ること自体幸せな楽しい時間だと思っているのだ。
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