私の住む愛媛県でも新居浜市内の20代男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表したが、男性は発症前にヨーロッパや関西に滞在していていたという。県内4人目の感染者は新居浜市内に住む20代の男性で、今月14日に県外の友人3人とヨーロッパ旅行を終えスペインから関西空港に帰国したという。感染した無職の男性はそのまま関西で過ごした後に高速バスで大阪から新居浜に戻った夜に発熱などの症状を訴えたそうなのだ。そして受診した市内の医療機関から「帰国者・接触者相談センター」に連絡があり、新型コロナの陽性が確認されたそうなのだ。男性はその日のうちに感染症指定医療機関に入院しましたが症状は軽く新居浜へ戻ってからは全てマイカーで移動していたという。
濃厚接触者とされる男性の両親はウイルス検査の結果陰性が確認され、中村知事は県内での感染拡大は見られないとして「それぞれが予防に努めてほしい」と呼びかけたという。市内で感染者が確認されたことを受け新居浜市は、愛媛県の方針に合わせ春休み中の子どもの居場所づくりや学習・生活支援のために緩和を決定し小中学校全 26 校に通知していたという。それと部活動は大人数での集団活動を避けて短時間での実施と、練習試合や遠征は中止したいたが、自宅待機は求めず人が密集する場を避けてせきエチケットや手洗いなどの防止策を徹底するようにしていたという。感染者が発見されたことにより市が主催・共催するイベントを中止または延期するほか、図書館や体育館などの公共施設を休館にするとしたそうなのだ。
新居浜市は小中学校の部活動も来月5日まで見合わせることを決めているが、来月5日以降の対応については状況を見て判断すると説明している。また新型コロナウイルスの感染者が東京で急増するなど国内での新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されているが、東京都の小池知事が緊急会見で週末の外出自粛に加え、平日も出来るだけ在宅勤務をするよう呼びかけたことを受け県内企業も対応に追われているというのだ。海外への渡航自粛や東京で在宅勤務が呼びかけられる中で愛媛県内の企業も対応に追われている。そのような中で愛媛県が感染拡大地域から転勤するなどしてきた職員に自宅待機を命じる方針を示したことを受け、ほかの自治体などでも同様の対応を検討する動きが出ているという。
中村知事は対策本部会議でこの春東京と大阪から県内に異動する県職員およそ20人をはじめ、新規採用職員190人のうち国内外の感染拡大地域に旅行をした採用者について2週間の自宅待機を求める考えを示したという。松山市も愛媛県の方針に従い東京から転勤する市職員およそ10人を2週間自宅待機とする他、新規採用予定の87人に対し海外渡航歴や首都圏などでの居住歴の有無を確認し、該当者は2週間自宅待機とするという。新たに感染者が確認された新居浜市でもこの春採用予定の35人に電話で聞き取りをし、該当者については松山市同様に2週間自宅待機とする措置をとる方針だというです。地元銀行では予定していた新規採用者の入行式は実施せず自宅で研修を受けるなどの対応を発表しているという。
このように新型コロナウイルスの感染が拡大する中で迷惑な話なのだが、離陸前だった成田空港発松山行きの飛行機の中で、客室乗務員に対し「俺、陽性だけど大丈夫」と言って、離陸を遅らせたとして、東温市の69歳の男が逮捕されたそうなのだ。偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは東温市の自称無職の男性だが、警察によると容疑者は成田空港から離陸にむけて動き始めたジェットスター・ジャパン松山行きの飛行機の中で、客室乗務員に向かって「俺、陽性だけど大丈夫」と言って機内を混乱させ離陸を1時間15分遅れさせた疑いがもたれている。容疑者の体温は35度台でせきなどの症状はなかったというが、容疑者は「そういうことは言っていない」と容疑を否認しているそうなのだ。
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