仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2021年07月21日
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都市部のマンションに住んでいても害鳥による被害は少なからず発生しており、都会だからこそ鳩やカラスは棲家や餌を求めて人間の生活圏にまで入り込んでいるという。一口に害鳥といってもさまざまな鳥が上げられるそうで、鳩やすずめなど一見すると人畜無害に思える鳥であっても爆発的に数を増やすことで糞害や農作物が被害を受けることもあるという。私の住むマンションでもそうだがカラスなどは高い知能を持つことからごみ集積場を餌場とするため、たびたび衛生問題として取り上げられるしムクドリの大群は騒音問題にも発展するという。特殊な例だが渡り鳥は毎年定期的に海を渡って海外からやってきるが、その際に鳥インフルエンザなどの未知の病原体を持ってきてしまうこともあるというのだ。

 こういった被害は世界中で報告されていてアメリカでは1995年に打ち上げ予定だったスペースシャトル・ディスカバリー号がキツツキに穴を開けられたため発射が遅れるといった笑い話のようなできごとも起きているという。ハトやカラスが大量発生する理由のひとつに天敵が存在しないといったものがあげられ、人間社会においてもっとも強い影響力を持っているのはもちろん人間なのだが、人間は害鳥を捉えて食べることはしないかわり自身の安全のため生活圏に強大な捕食動物が存在することを許さないこともあって、本来であれば食物連鎖の下位に位置するような鳩やすずめといった鳥類も命を脅かされることなく、その数を増やすことができてしまったというのだが、このことはねずみや鹿やイノシシといった害獣にも当てはまるという。

 平和の象徴として保護されてきたハトは日本に亜種を含め13種類ほど生息しており、そのうち私達がよく目にするのはドバトとキジバトで、鳩も群れを作る鳥で人をあまり恐れず冬場に温かい場所を選んで過ごすことが多くマンションや団地などの高層階のベランダにしばしば巣を作ることが報告されている。ハトの害として鳴き声による騒音被害や糞による汚れ健康被害などがあげられている。知能が発達したカラスは雑食性で人間の排出したゴミを漁って食料にすることを覚えてしまい、そのため各地のゴミステーションが荒らされることによる衛生問題が深刻化している。また非常に縄張り意識が強いことからうっかりと巣の近くに入ってしまった人間に対し攻撃することもあることから駆除の対象となることが多い鳥類となっている。

 愛知県大府市の果樹園では天敵のタカを飛ばしてカラスを追い払う市の実証実験が始まったそうで、特産のブドウや梨などが収穫前に荒らされる被害を軽減する試みだというが、農園に鳥害対策を手がける専門会社の鷹匠らが訪れ鷹狩りに使われるハリスホークの雄を飛ばしカラス2羽を撃退した効果かカラスの飛来はなくなったという。鳥害対策を手がける専門会社の若山明由鷹事業部長は「タカを使ったカラスの撃退は農業関係の依頼も増えている」と語っているが、タカが鳥の模型を襲う場面をカラスに見せると一帯に近づかなくなるという。梨と桃を栽培する農家の男性は「昨年は収穫前の果実の約2割が被害に遭った。収穫間近を狙われるのは悔しい」と効果に期待していたそうなのだ。

 愛知県大府市が鳥獣害対策などを手掛けるオオヨドコーポレーションPテックス社名古屋支店に依頼し鷹匠らがタカ2羽を園地上空に飛ばしたというのだが、これから梨の収穫時期に合わせ1カ月計8回にわたって続けるそうなのだ。梨と桃を栽培する農家の男性によると食害だけでなく袋掛けした未熟果がつついて落とされることも多いそうで、全体の2~3割の果実が被害に遭った年もあるという。先行試験では「目に見えてカラスが減った」と話し天敵のタカを飛ばしてカラスを追い払う効果に期待しているという。大府市のカラスによる農作物被害額は720万円だそうなのだが、宅地化が進み昔のように猟銃での鳥の追い払いもできなくなり、タカに加え音による追い払い試験や残さ除去の呼び掛けも進めて対策を模索している。

 鷹を用いた害鳥駆除とはどのようなものかというと、害鳥の種類によっても異なるが一般的に週数回月にして8~10回ていどを目安に追い払いを行い、実施期間は営巣をあきらめほかの場所に移動するまでだという。時期や個体差に応じて3~6ヶ月ほどかかる場合もあるが、時期による違いというのは鳩やカラスはとても帰巣本能が強く一旦営巣し卵を産んでしまうとその巣に対し強い執着を持ってしまうという。カラスの場合だと4月から7月に産卵することからその前に駆除を行うことが効果的になるそうなのだ。天敵から逃げるという本能を利用し違う場所に追い払うことが目的になるというわけなのだが、もっともカラスの場合は数羽の群れですと反対にタカがカラスに襲われることもあるそうなのだ。





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最終更新日  2021年07月21日 04時21分32秒
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