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2015年11月23日
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欧米のマナーの基本の一つがレディーファースト。

 女性を大事にする気持ちの表れととれるが、男性中心社会の裏返しと見ることもできる。

 2015年11月13日のパリの同時多発テロ関連で19日、イスラム系女性の自爆テロが発生。


 レディーファーストと女性の自爆テロ、あるいは女性兵士は、並立し難い概念。

 女性の地位が低いとされるイスラム社会においてもISISとはいえ前線兵士が出現する時代となった。





レディーファースト
 出典:Wikipedia
レディーファースト(英: ladies first)とは、日本において言及される、ドアを通る時、椅子に座る時などに、淑女あるいは貴婦人を尊重して優先する欧米のマナーや習慣。

 概要

 欧米では紳士が淑女を優先して丁重に扱う文化がある。日本においては、1930年の桃井鶴夫『アルス新語辞典』にこの語が見える。現在の欧米においては、「女性が部屋に入ってきたら男性は立つ」などの行為は古い世代のものになりつつある。ただし、大統領などの欧米でも特に身分の高い場合などでは紳士が従う習慣として、レディーファーストは今も存続する。しかし、男女平等が要求される現代は、大統領など社会を主導する立場の人こそ、率先してレディーファーストの習慣をやめる(レディーファーストの慣習に従うことを拒否する)べきだと考える人もいる。

 …(略)…




 起源

 女性の機嫌を取ることが男性の風俗としてはじまったのは、ローマ帝国時代とされる場合があるが、これは恋愛術または口説きの手法としてのものであり、これはレディーファーストとは直接の関係はない。
 レディーファーストの起源は、騎士階級のひとびとの道徳規範であった騎士道に求められる。騎士階級は富農身分や貴族身分の中からおこり、12世紀頃に独立した階級となり、世襲化した。長男はともかく、次男、三男は父の家督を継げる可能性はなかったので、戦功を挙げて主君に仕え、自分の城を手に入れようとする者も多かった。裕福な未亡人がいれば近づいて後釜に座ることもあった。また、若い騎士が主君の妻に恋愛感情をいだくこともあったし、主君もそれを家臣の引き止めのために利用しようとした。このように、実利的な動機によるとはいえ、貴婦人に対して奉仕するという騎士道の理念が成立した。
 一方、動機を5世紀頃からはじまる聖母への崇敬に求める意見もある。この影響で、中世にはいると、少なくとも貴族の女性を崇高なものとして扱おうという傾向へ転じ、これを詩人や騎士が担ったとする。騎士道は11世紀のフランスに起こり、その精神と共に新たな生活風習がヨーロッパ各国に広まった。最盛期は1250年から1350年頃までとされる。広く読まれた作法書としては、13世紀にカタロニアの言語で書かれ、英語、フランス語にも翻訳されたレーモン・ルル著『騎士の礼儀の書』があり、騎士の責任として、教会を守ることに次いで女性と孤児を助けることが挙げられている。

 …(略)…





 フェミニズム、ウーマン・リブはダイバーシティにとって変わり、社会的包容力(ソーシャル・インクルージョン)が重視される時代となった。

 女性の活躍の機会がフィリピンよりはるかに低い日本の男女は、ともに社会的な性差、役割差について真剣に考え直すべきだ。

 女性の肉食化、男性の草食化が語られているうちは、旧来の男女序列を引きずっている。




日本、フィリピンに完敗
「G7でも最下位」のランキングとは
 2015/11/19 J-CAST会社ウォッチ
男女平等を指数化した世界経済フォーラムの報告書が2015年11月19日、発表された。日本は145か国中101位だった。

 上位はヨーロッパ勢が多数

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【女性管理職ランキング】
日本は中国以下の96位 フィリピンはトップ10入り
 2015年02月20日 The Huffington Post




 開拓期の米国では労働力不足から多産が奨励され、母体保護のためレディーファーストがすすめられたとの説もある。

 危険回避の説も聞いたことはあったが、汚物を避けるためというのは今回知った。

 本当か?





レディーファーストの起源を知ると何だか喜べない…
2012年11月21日 NAVER

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 ヨーロッパはなぜレディーファーストなのか?

 女性を犠牲にして男が暗殺から逃れるための手段として生まれた習慣

 家に帰ってドアを開ける時が、命に関わる危険な瞬間だったのです。だれだって殺されるのは嫌ですから、暗殺者の魔の手から自分の命を守る方法を考えました。ドアを開けた瞬間に、まず女性を先に部屋に入れるのです。

 出典レディ・ファーストの不都合な真実: グリーンフラッシュ・カフェのブログ




 男性は汚物から自分を守るために女性を犠牲にして壁側を歩かせた

 中世ヨーロッパに遡ります。当時下水道設備が発達していなかったので、家の中にはトイレがなく、夜の間に出た糞尿は部屋の中においたバケツに貯めていました。そして朝になると、窓をあけてバケツの中身を外に投げ捨てたのです。

 出典レディ・ファーストの不都合な真実: グリーンフラッシュ・カフェのブログ

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最終更新日  2017年01月29日 16時40分42秒
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