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2016年12月22日
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カテゴリ: 地震、原子力
 日本原子力研究開発機構(JAEA)が運営する高速増殖炉実証炉「もんじゅ」は出力28万kW。
 プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使い、高速の中性子で核分裂を起こし、発電しながら消費した以上のプルトニウムを産み出す「夢の高速増殖炉」になるはずだった。

 1994年、臨界。
 1995年にナトリウム漏洩事故で運転停止。
 2012年、大量の機器点検漏れが発覚。
 2013年、原子力規制委員会が事実上の運転禁止を命令。
 原子力規制委は、運営組織をJAEAから変更するよう求めていた。

 アストリッドは2030年以降に開発される予定のタンク型高速炉、出力60万kW。
 MOX燃料を燃やし、液体ナトリウムで冷却する。
 技術的裏付けがないままの投資を行い、「もんじゅ」と同様の失敗を繰り返す可能性がある。
 見込みのない「もんじゅ」よりはましなのだろうか。
 2016年12月21日 時事通信
 政府は21日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を正式に決定した。
 使用済み核燃料の再利用を目指す核燃料サイクル政策は維持し、もんじゅに代わる高速炉の開発を続ける。
 原子力関係閣僚会議で決定した。
 もんじゅは1994年に初臨界を達成したが、95年にナトリウム漏れ事故を起こすなどトラブルが相次ぎ、運転は250日にとどまっていた。
 これまでに1兆円が投じられた上、運転再開には5400億円以上が必要で、政府は「運転再開で得られる効果が経費を確実に上回るとは言えない」と判断した。
 ただ、廃炉には約30年で3750億円以上の費用がかかると試算されているほか、原子炉の冷却に使ったナトリウムの処理などの課題がある。
 …(略)…
 廃炉費用の3750億円の内訳は、解体完了までの維持管理費2250億円、施設解体費1350億円、燃料の取り出し準備費用150億円など。
 使用済み燃料プールの耐震対策など新規制基準対応などで費用がさらに増える可能性がある。
 仏CEA前長官のベルナール・ビゴ国際熱核融合実験炉(ITER)計画機構長は「21世紀後半には核融合を電源に使えるようになる」とし、原発はそれまでの「つなぎ」と語る。
 高速炉の実用かもままならないうちに、地上の太陽とも呼ばれる熱核融合炉が実現するようなことを言っている。
 夢のまた夢がつながるとは思えない。






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最終更新日  2016年12月22日 07時49分51秒
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