SAC.COM

2019年09月21日
XML
テーマ: F1(102)
​​​​​​
 今シーズンはマクラーレンと組んでいた頃の不調が幻のような、2019年F1でのホンダ・エンジンの活躍ぶりに瞠目する。
 その理由をトロロッソ代表のフランツ・トストが明快に語った。
        ​
 インタビュアーのフェルディナント・ヤマグチ氏は、業界に所属していないから、忖度も気兼ねもなく記事を書けた。
        ​
トロロッソ代表フランツ・トスト氏、大いに吼える
フェルディナント・ヤマグチ
2019年9月17日 日経ビジネスオンライン
  …(略)…
F:ホンダの情熱は分かるのですが、トストさんがホンダと組もうと思った時、ホンダは良好な結果を出していませんでした。ホンダがいいと判断した材料は何ですか。マクラーレンと組んでいたときのホンダは、まるきりダメでしたよね。どうやって実力があると判断されたのですか?
「遅かったのは、マクラーレンのせいだよ」
T:あの時期のマシンが遅かったのは、ホンダがダメだったからではありません。マクラーレンがショボかったからです。
        ​
ホンダと組む方が気が楽、ビバジャパン!
F:ホンダと組む前、レッドブル、トロロッソ連合はルノーのエンジンを搭載していました。ルノーはヨーロッパの会社ですが、ホンダは日本の会社です。相性と言うのかな、コミュニケーションに関して不安はありませんでしたか。結果的にルノーとは別れてしまいましたが、ルノーとのほうが気がラクでやりやすかったとか、そういうことはありませんか?
T:それは逆ですね。日本人と仕事をしたほうがやりやすい。ホンダと働いたほうが気がラクです。ビバジャパン! ですよ(笑)。イタリア人はフランス人よりも日本人との相性のほうがいいんです(笑)。ルノーの前はフェラーリのエンジンを積んでいたのですが、フェラーリとはいい関係でした。ただ、ルノーとの関係はかなり厳しかった。
F:それは国民性の問題ですか。それともルノーという会社が持つ固有の問題でしょうか?
T:会社固有でしょうね。人の傾向というか。ルノーの人たちはちょっと変わっていましたから(笑)。
​​​  ― 引用終り ―
        ​

 パワーユニット(PU)・サプライヤーのホンダに対するマクラーレンの要求、開発の方向性の要求が、適切ではなかったということになる。
 レッドブル、トロロッソと良い関係を保ち続けられれば、2020シーズンはホンダPUはシリーズ優勝を狙える位置に立てることだろう。  
        ​







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年09月21日 06時00分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[モータースポーツ(4輪)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

お気に入りブログ

カルデラッソ202… New! 越前SRさん

スバルのステラを代… New! 為谷 邦男さん

京都市役所辺り お… New! nkucchanさん

永遠の時効 New! maki5417さん

源氏物語〔2帖帚木 … New! Photo USMさん

コメント新着

maki5417 @ Re:中国 重要閣僚解任連鎖 農村農業省(05/22) 5%成長は、立派だと思います。 少子高齢…
aki@ Re:EV テスラ一強時代の終わり(04/20) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
maki5417 @ Re:VW、新疆ウイグル自治区工場の閉鎖協議か(02/28) 強制労働の内容はどのようなものなのでし…
Ta152R @ Re[1]:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) maki5417さんへ 伝統ある企業で次々と不正…
maki5417 @ Re:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) 非常に悪質な事例で、内部で不正が把握さ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: