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2020年04月24日
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カテゴリ: 自動車メカ、部品
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 2020年2月に発売されたホンダ・フィットは4気筒。
 エンジンの大きさでほぼ同クラスのトヨタ・ヤリスは3気筒。
 1.5LのM15A型エンジンは新開発。
 ガソリンモデルとハイブリッドモデルの両方にM15Aという型式が使用されている。

 ガソリン車用は環境に配慮したクリーンな排気と燃費のよさを求めた。
 燃料噴射は直噴で、ポート形状もタンブル流を発生しやすい形状として混合気の燃焼効率を高め、さらに混合気の燃え広がりが速い「高速燃焼システム」という燃焼室構造を採用している。
 燃焼スピードは量産エンジンの中で最速という。
 M15Aエンジンは低回転域のトルクが太いのも特徴。
 3気筒では爆発間隔が240度。
 そのため排気ポートやエキゾーストマニホールドでの排気干渉が起こりにくいので、低速トルクを稼ぎやすい。
 回転側の特性は、エンジンを高回転までまわすと吸入空気に慣性が大きく働くので、3気筒も4気筒も大きな差はでない。
 3気筒は排気干渉が少ないので、排気がスムーズに燃焼室から排出される。
 これは吸気の充填効率を高める方向に作用する。
【新型ヤリス詳解②】
新型ヤリスを支える
[GA-B]
2019-10-17 Webモーターマガジン編集部
  …(略)…
GA-B~軽量・高剛性・低重心、
3気筒エンジン搭載を前提に完全新設計
 2012年にその構想が明らかにされた「TNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)」。
 “もっといいクルマづくり”を標榜し、基本性能を突き詰めたプラットフォームをベースに複数車種で共用することによって、基本性能を上げながらサイズや駆動方式ごとに「一括企画」する戦略だ。
 2015年にデビューした4代目プリウス(GA-C)を皮切りに、C-HRやカローラスポーツ(同)、カムリ(GA-K)やRAV4(同)、クラウン(GA-L)など続々とTNGA採用車が登場している。
 そして今回、 ヤリスで初採用されたのが3気筒エンジン搭載車に特化した「GA-B」 だ。
 低重心、ワイドスタンス、ショートオーバーハングなどTNGAに共通する特徴はそのままに、ホイールベースとトレッド、さらに最低地上高を可変とする基本設計により、適合車種(タイプ)やデザインの自由度を高めている。
 ヤリスでは、車両重量を50kg以上低減(現行型同クラス車比)。
 主要骨格を連結することでボディのねじり剛性を30%以上高めたほか、エンジン搭載位置も下げて重心高を現行型比で15mmも下げている。
  …(略)…
ダイナミックフォース
第3弾は1.5L 直3エンジン
 搭載されるパワートレーンは3種類。1Lの1KR型こそ現行型の大幅改良だが、 1.5LのガソリンNA(M15A-FKS型)と同ハイブリッド(M15A-FXE型)に搭載されるユニットは完全な新設計 である。
 と言っても、すでに搭載車が発売されている2.5L&2Lの直4とTNGAの思想に基づいてモジュラー設計されており、ボア×ストローク=80.5×97.6のロングストロークは、レクサスUXやRAV4に搭載される2L 4気筒と同一だ。
​ さらにNAのM15A-FKSと新開発ハイブリッドのM15A-FXE型では仕様が異なり、あたまのM15A までは同じだが、 ~FKSは直噴、~FXEはポート噴射 を採用。​
 さらに、~FKSにはアイドル時の振動対策としてバランスシャフトが追加されている。
 また~FKSに組み合わされるミッション[Direct CVTまたは6速MT]はいずれもヤリスに初めて搭載されるもので、いずれもコンパクトカー用に最適化。
 新開発のエンジンとともに気持ちの良い加速が味わえる。
 一方、現行型にも搭載されている1L 3気筒の1KR-FE型もCVTの改良とともにおよそ6kgも軽量化され、ヘッド回りを全面刷新して全域で希薄燃焼を可能とするなど基本性能が向上している。
 注目のハイブリッド車は、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、駆動用バッテリーともにコンパクトカー用に最適化された高効率・軽量タイプを新開発。
 なかでも駆動用バッテリーは効率を50%以上もアップすると同時に、システム総出力も16%アップ。
 その結果、動力性能を向上させながら世界最高レベルの燃費を実現しているという。
  ― 引用終り ―

ヤリスの気持ちい良い加速感を評価 している。
 ヤリスはドライバビリティ重視。
 一方フィットの出足はもっさりしているとされる。
 ヤリスと比較し、フィットは後席が広々、荷室も大きく、車体も重く、さながら小さなミニバン。
 穏やかな(鈍い)出足は、運転手以外の助手席や後席の乗るものには心地よいことだろう。
 小さな多機能高級車フィットの心地よさの中に Fun to Drive 、運転手の心地よが欠けているようだ。​
 ヤリスは走りのキビキビ感が評価されている。





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最終更新日  2020年04月24日 12時00分09秒
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