SAC.COM

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

カレンダー

フリーページ

2020年05月07日
XML
​​
 航空貨物輸送のメリットは、速度。
 戦争状態下であれば、何をおいても「間に合わせる」ための速度(早さ)が優先される。
 また、未使用の資源を目的達成に活用するのは、戦争遂行の常道。

 航空各社は、人の交通が激減した旅客機を、客室乗務員不要の貨物専用便に転用。
     ​
遊休旅客機の貨物便化進む
緊急物資の輸送需要高まり
 新型コロナウイルスの世界的大流行で打撃を受けている航空各社が、遊休する旅客機を貨物専用に転用する動きを加速させている。
 日本航空は3~5月の実績と今後の計画を合わせ、旅客を乗せない約1200便を国際貨物便として運航する。
 日航によると、旅客機の貨物室は満席時でも客の荷物 の占める割合は3割ほどで、残りにはさまざまな貨物を積載できる。
 大規模な運休で貨物スペースの供給は減るが、マスクなど緊急性の高い物資の輸送需要は高まっており、中には貨物単価が一時2.5倍になった路線もあるという。
 全日空は4月だけで中国などに貨物便約300便以上を旅客機で運航した。
  ― 引用終り ―
     ​
 米国アメリカン、ユナイテッドなども武漢肺炎感染拡大に対応して、有給旅客機の貨物化をすすめている。
 航空貨物輸送のデメリットはエネルギー多消費でコストが高いこと。

 航空会社のメリットは、駐機していてもリース料、耐空検査費用などがかかる機体を稼働させ、収入を得られること。
 デメリットは旅客輸送に比べ、輸送単価が低いこと。
 輸送コストを低く抑えたい低単価商品、重量の大きな商品・製品は、通常船輸送。
 船輸送はCO2の観点からは、航空輸送より格段に地球環境に優しい。
     ​
海運が環境に与えている影響
MOL商船三井
 海運は他の輸送手段に比べ、一度に大量の物資を運ぶことができ、単位輸送当たりのCO2や大気汚染物質の排出量が少ない、環境にやさしいエコな輸送モードです。
 しかし、その一方で新興国の発展による世界経済の成長に伴い、全世界の海上貨物量は増加を続けています。
 海上荷動きは年間100億トンを越え、今後さらに増加することが見込まれます。
 海上荷動きが増加することで、エネルギー消費の増大によるCO2排出量増が地球温暖化など、様々な環境問題を深刻化させています。
 また、気候変動が引き起こす大型台風の発生増加などは、港湾における荷役の遅延や、フェリーの運休などの要因ともなります。
 外航船舶から排出されるCO2は、全世界の約2%となっており、環境問題への対策が必要となってきています。
 当社は環境負荷低減技術の採用や減速航海によりCO2排出量削減を図っています。
  ― 引用終り ―
     ​
 貿易の活発化で船輸送についても、外来生物問題、海洋汚染問題など様々の環境問題がある。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年05月07日 06時00分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[物流 ロジスティクス] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:マスク効果とマスク・リスク(05/05) 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
maki5417 @ Re:コメ 品薄の構図、値上げの秋(09/09) 需給ギャップは20万トン程度。 6月頃か…
maki5417 @ Re:福島原発の核燃料デブリ取り出し…着手できず作業中止(08/31) 核燃料デブリ取り出し 元請けから下請け…
maki5417 @ Re:香川産 養殖鮭に注目(07/07) 外国のように船ごとの漁獲高制限をしない…
maki5417 @ Re:星野リゾートトマム 施設売却(07/05) 中国に買われていたとは知りませんでした…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: