SAC.COM

2020年06月02日
XML
テーマ: F1(102)
​​​ 2020年のF1世界選手権の第1戦オーストラリアGPの決勝は3月15日に開催される予定だった。
 3月13日(金)のフリープラクティスがスタートする約2時間前、
オーストラリアGPの中止 が発表された
マクラーレン のスタッフが武漢肺炎の感染の検査を受けたが水曜、陽性が判明したのは木曜。​
     ​
 その後、世界的感染拡大が誰の目にも明らかになり、開催延期または中止となったレースが続出。
 4月16日、当初予定されていたF1カレンダー8年間スケジュール)はF1公式サイトから取り下げられた。
​     ​

シルバーストーンでF1「2レース開催」 ​、
英政府の承認が条件に
 フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の英国GP(British Grand Prix 2020)を開催するシルバーストーン(Silverstone Race Circuit)は15日、同国政府の承認を条件に2レースを開催することになった。
  ― 引用終り ―
 5月19日、英国政府が発表した武漢肺炎の検疫方針を受け、免除の特例が認められない場合、今年の英国GPの開催は難しいとの見解を
示した。
     ​
 F1シリーズの主催者であるリバティメディアは、TV放映権料をできるだけ稼ぎたい。
 短期間で、できるだけ多くのレースを開催するため、3週連続開催、3日から2日間への日程短縮、無観客レース、そしてシルバーストン・サーキットでの3レース連続開催などの案を出していた。
 冬は米国のスポーツ日程の関係でF1のTV放映が入る余地が少ないため、夏から秋が検討対象期間。
 東京オリンピック2020の中止の決定が長引いたのも、翌年夏への延期がすぐに決まったのも、TV放映権という事情があったため。
     ​
 現時点の2020シリーズの開幕戦は7月5日、オーストリアGP( レッドブル・リンク )で 無観客レースとして開催。
 翌週もレッドブル・リンクで第2戦を行うことを目指している。
 一国一GP開催のルールとはどう折合いをつけるのだろう。
 圧倒的経済原理の前に吹き飛んだのだろうか。
     ​
 次が英国GP(シルバーストーン)。
 オーストリアGP後、英国政府が開催に合意することを前提にソルバーストーンでの開催に基本合意した。
 ジョンソン首相の上級顧問がロックダウン中に移動した件もあり、コロナ禍、拡大防止策に関する英国世論は厳しい。
 5月26日、 マクラーレン グループは自動車部門、技術部門、レース部門の3部門において計1200人の人員削減を行なう予定であること、スタッフと協議に入ることを発表した。
 英国の次はハンガリーGP(ハンガロリンク)。
 第何戦になるのだろう。

 日本GP(鈴鹿サーキット)は、ロシアGP(ソチオートドローム)の次になっている。
 現時点のロシアは武漢肺炎の感染拡大と、石油価格の下落による政府の財政危機が不安要因。
 ロシアは国家財政の4割ほどを石油収入に依存していた。
 F1を招聘する側は開催を中止すると違約金が高額なので、赤字イベントだからといってすぐに中止の判断はできない。
 日本GPがどうなるかは、神のみぞ知る。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年06月02日 16時00分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[モータースポーツ(4輪)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

お気に入りブログ

ピースボート乗船ブ… New! maki5417さん

先日「栃木市民大学… New! 為谷 邦男さん

続けて刈谷市 幸寿… New! nkucchanさん

源氏物語〔2帖帚木 … New! Photo USMさん

ガズーレーシング恐… New! 越前SRさん

コメント新着

maki5417 @ Re:中国 重要閣僚解任連鎖 農村農業省(05/22) 5%成長は、立派だと思います。 少子高齢…
aki@ Re:EV テスラ一強時代の終わり(04/20) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
maki5417 @ Re:VW、新疆ウイグル自治区工場の閉鎖協議か(02/28) 強制労働の内容はどのようなものなのでし…
Ta152R @ Re[1]:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) maki5417さんへ 伝統ある企業で次々と不正…
maki5417 @ Re:ダイハツ不正 2024年1月まで生産停止(12/27) 非常に悪質な事例で、内部で不正が把握さ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: