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2021年11月15日
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テーマ: 電気自動車(297)
カテゴリ: EV  電気自動車
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 トヨタとホンダとは、日本国内で観客に見せることを主とした国債レーシングコースを運営する子会社を持っている。
 SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))の17の大きな目標の「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「13.気候変動に具体的な対応策を」があり、国際的に資金調達をしているトヨタ、ホンダなどの大企業は、脱炭素化への具体的な対応を迫られている。
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 2輪、4輪のモータースポーツを脱炭素化しないと、レーシングコースがあっても走る車がないという事態になる。
 両社は、モータースポーツを止めるのではなく、国内モータースポーツの頂点であるスーパーフォーミュラに供する車両を脱炭素化する選択をした。
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トヨタとホンダ、
ロイター編集
2021年10月25日 REUTERS
 日本の自動車レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」を主催する日本レースプロモーション(JRP)は25日、トヨタ自動車、ホンダと共同で、温暖化ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向けた技術開発に取り組むと発表した。二酸化炭素(CO2)と水素を合成した環境に優しい燃料の使用や、植物由来の天然素材などを使った車両の開発を2022年から進める。
 世界で脱炭素化への動きが強まる中、CO2を排出するガソリンエンジン車が主流だったモータースポーツの世界も環境対応を迫られている。スーパーフォーミュラではエンジンを提供し、性能を競い合っているトヨタとホンダが協力し、脱炭素社会に相応しいモータースポーツの刷新を目指す。
 JRPの中嶋悟会長は会見で「本当に危機感を持ってこの業界全てが対応しなければならない」と指摘。「トヨタとホンダに相談し、来シーズンからテストを始め、やっていこうということで賛同いただけた」と述べた。
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 トヨタの佐藤恒治執行役員は「カーボンニュートラルに向けた動きは1社が頑張ればいいわけではない。いろいろなノウハウを持ち合いたい」と語った。ホンダ執行職の渡辺康治ブランド・コミュニケーション本部長も「メーカーの垣根を超えながら同じ夢を実現したい」と話した。
 3社は今後、燃料や素材、パワートレイン、シャシー、タイヤなどあらゆる面での開発中の技術を搭載した試験車を走行させ、実験を重ねて技術進化につなげる。
 JRPは環境対応のほか、ファンがもっと楽しむためのデジタル対応を強化することも明らかにした。
 レースのライブ中継をはじめ、全ドライバーの運転中の映像、車速などの車両データ、ドライバー無線のやりとりなどの音声をスマートフォンで視聴できるようにする。
  ―  引用終り  ―
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 世界の4輪モータースポーツでは2014年から電動フォーミュラカーを用いたフォーミュラEが継続開催されている。
 2輪の世界選手権では専用電動バイクを用いた MotoE が、 MotoGP とともに2019年から開催されている。
 世界有数のオートバイメーカーが4社もある日本で、電動バイクによるモータースポーツの国内選手権は開催されるのだろうか。
 爆音のしない8時間耐久Eバイクレースが開催される日が近づいているらしい。
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世界最高峰の電動バイクレース“MotoE”の
参戦する大久保光選手が現場レポート!
2021年4月1日 タンデムスタイル
  …  (略)  …
“MotoE”とは?
それは同一仕様の電動バイクで競い合う
2019年スタートのレース
 みなさんこんにちは。今年からAvant AJO teamからMotoEに参戦する大久保 光です。今回はMotoEについていろいろお話しさせていただきたいと思います。日本ではあまりなじみのないMotoEですが、まずはMotoEとはどのようなレースなのかから説明したいと思います。
 MotoGPと併催されて開催されるレースで、その名のとおり電動バイクでのレースとなります。2019年に初開催された比較的新しいカテゴリーのレースです。バイクはエネルジカというイタリアの電動バイクメーカーのワンメイク(同一仕様)となっており、サスペンションはオーリンズ、ブレーキはブレンボ、タイヤはミシュランと決まってます。私自身ワンメイクレースに参戦するのはアジアロードレース選手権のアジアドリームカップぶりなので、久々のこのようなスタイルのレースにとてもワクワクしております。
  ―  引用終り  ―
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 英国王室属領であるマン島で開催されるTTレースで、1959年、日本のホンダが125ccクラスに初参戦して完走、谷口尚己が6位入賞。1961年、マイク・ヘイルウッドがマン島初優勝を記録し、ホンダを国際的なオートバイメーカーとして著名にした。
 一般公道で開催される世界最古の2輪レースであるマン島TTレースでは、2010年からゼロ・エミッションのクラスが設けられている。
 無限の電動バイク「神電」は2012年から参戦し、2014年~2019年まで6連覇を果たしている。
 2019年、日本から参戦したプライベーターが表彰台を独占したのは、1907年から続くTTレースの歴史で初の快挙。
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【マン島TT】
…チーム無限が1-2で6連覇、チームMIRAIも3位
2019年6月7日 レスポンス
 電動バイククラスのTT Zeroで日本から独自開発のマシンで参戦しているチーム無限が1位と2位、チームMIRAIが3位を獲得。日本勢が表彰台を独占した。
  ―  引用終り  ―
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 2019年12月17日、マン島TTレースのTT Zeroクラスに電動バイク『神電』で参戦しているTEAM MUGENは、2020~2021年の2年間TT Zeroクラスが開催されないことから、無限ユーロのオフィシャルウェブサイトで神電プロジェクトを一時的に中断すると発表した。
無限MUGEN
公式サイト
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 市販車の世界の変化は遅々としてるが、モータースポーツの世界はお得意の機動性をフルに発揮して、未来に向け変化しようとしている。
化石燃料を使わずEVでもない。
日本のモータースポーツが目指す
新燃料開発と将来
【GTA会見】
2021.11.10 auto sport web
 11月7日、スーパーGT第7戦ツインリンクもてぎの期間中に行われた、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)の定例記者会見で、GTAの坂東正明代表が、ホンダ、トヨタ、ニッサンの自動車メーカーの協力とともに、 2022年からテストをスタートさせる『カーボンニュートラルフューエル』についての概要を改めて説明した。化石燃料をまったく使用しない燃料であることや、当初はリッターあたり1000円以上になるコストの面などが明らかにされた。
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 2022年からスーパーGT、そして全日本スーパーフォーミュラ選手権といった国内最高峰カテゴリーででテストされ、2023年からのレースでの使用を目指している カーボンニュートラルフューエルは、『e-フューエル(二酸化炭素と水素の合成燃料液体)』、『バイオフューエル(植物や生ゴミ、微細藻類、植物性の廃油などから生成)』とは呼び名は異なり、レースでのオリジナルの名称になる。 その背景を、坂東代表が前回の発表に加えて説明した。
  ―  引用終り  ―





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最終更新日  2021年11月15日 06時00分09秒
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