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こちらでは、はっきりしないお天気が続いています。何処かに行きたいと思いつつ、天気、仕事、その他の用事の都合に追われ、とうとう8月も半ばになってしまいました。だいぶ前の写真になってしまったのですが、今日も、6月13~14日の尾瀬行きの続きです。この時の尾瀬行きの第一の目的は・・・「燧ケ岳山麓の沢筋に咲く“幻の花”『トガクシショウマ』に逢いたくて・・・」でした。そんな訳で、鳩待峠~山の鼻~牛首~竜宮~見晴と、必要最低限の写真撮影にとどめ、人気の少ない所では熊よけのカウベルを鳴らし、(今年は熊の出没情報が多い)峠を下り、広~~い尾瀬ヶ原を抜けて、約12km歩きました。燧ケ岳山麓の涼しい木の下へやってきました。新緑の『ブナの木』を撮ってみました。『堂々とした幹』ですね。未だ、林道は雪で埋まっている所も・・・。ブナの葉や、実(殻)が沢山残っています。(熊が食べたのかな~~?)そして“ブナピー”(ブナの子供)も居ました。周りはこんな感じ・・・。上の方にブナの木が・・。そして、近くの沢沿いに目的の花が・・・・・、『戸隠升麻』(トガクシショウマ)です。細い山道、沢に架かる木道より細めの一本橋を渡って、対岸から望遠レンズで写しました。(尾瀬では道から外れて行動する事は禁じられています。)(最初に発見された戸隠村では数が激減、簡単には見つからなくなってしまい、平成2年に天然記念物に指定された。)トガクシショウマ(戸隠升麻)メギ科トガクシショウマ属(1属1種の日本固有植物)学名;Ranzanoa japonica(VU)本州中北部の多雪地帯の深山に植産。草丈30~50cm。茎の上部に数本の花柄と葉柄が束生し、その頂に掌状に鋭く欠刻する3出複葉と、径約2.5cmの淡紫紅色の花をつける。花期5~6月。実は白く熟す。和名は最初の発見地戸隠山と、升麻に似た全体の印象による。林道から見て下の方の沢の淵に咲いている『トガクシショウマ』を、斜め上から写しました。今回は三脚を持参しませんでした。少しボケています。これ以上大きくアップ出来ません。林道の淵には、こんな可愛い花達も咲いていました。最初は蕾ばかりしか見つからなかったのですが、可愛く咲いていてくれました。『イワナシ』です。イワナシ(岩梨)ツツジ科北海道西南部と本州の主に日本海側山地に分布。高さ10~20cmの常緑低木、葉は薄い革質の大きな長卵形。花は長さ役1cm、淡紅色、太い筒形で先は5裂し広がる。がく片は先が鋭突。花期5~6月。実は緑色肉質、梨に似た味がする。次は『キクザキイチゲ』、ピンクがかっていて可愛いですね。高尾山や御岳山で見たのは、白一色でした。こちらも、ピンクの線模様が可愛いです。『ミヤマカタバミ』です。林道の少し奥に咲いていた『ツバメオモト』この次は、お顔も見せてね。この後、時間が有りそうなので、前から行きたいと思っていた『三条の滝』へ行ってきました。身軽にコンパクトデジカメひとつ持って・・・。他の花の写真と共に、次回で・・・。(早くしないと・・・ね。)
2006年08月17日
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