全14件 (14件中 1-14件目)
1
寒い夜 押し黙れば 雨音止んで 窓の外は 雪の舞 光 あわく輝いて 心 たよりなく舞い落ちる 命 はかなく融けては消える 一夜かぎりの白い花
2005/01/31
コメント(8)
透き通った冷たい冬の星空から 光り零れる涙ゆっくりと あなたのその手のひらに舞い降りて 美しく輝き出します 握りしめて 胸に抱いて 心に溶かし込めばまたひとつ 優しくなれる 微笑みが増えることでしょう もう一度 冬の星空を見上げてごらん 遥か彼方幾千億光年の時空を超えて たくさんの星の光があなたに あなたに微笑んでいます 全てと共にいつもあることを考え感じるのなら 今生きていることが とても愛しく思えてくることでしょう 失いかけた心の輝きをいつか取り戻せるようにと この星空の詩をうたいます そして 散りばめられたネットの星たちのあなたに あなたに囁きます
2005/01/28
コメント(4)
細い糸で繋がれた風船いつのまにかこの手を離れ空に飛んでゆく しっかりとこの指に結んでいれば淋しい思いもしなかったのにと 強くこの手を握り見つめた 遠く広い空の彼方へゆく だんだん小さくなるもう見えない見失い二度と見つけ出せない しかしそれはこの手を離れた風船の意思だったかもしれないし 望みだったかもしれない いやそれとも私が知らず知らずのうちに手を放してしまったかも しれない この手を離れた風船はもうない 青い空だけを見つめながら 目の前で揺れて跳ねて踊った風船を心の中でやわらかく抱きしめ ている今 なにかがしぼむ
2005/01/27
コメント(6)
決して 消えはしない あなたの心のともし火 明るくあれ そして いつもやさしい あなたでいてください 悲しい想いや 寂しい想いを たくさん思い出してしまっても それはあなたが愛されていた証しなのだから 辛くても苦しくても負けないで強く生きてください もしも誰かを愛したのなら あなたの心のともし火はより明るくなることでしょう あなたに幸せが訪れますようにと 誰もがあなたに望んでいます
2005/01/17
コメント(8)
弱くて、 脆くて、 駄目な心。 そんなあなたになってしまったのは、 すべてあなただけのせいじゃない。 すべてあなたが悪いのではない。 だからもうこれ以上 あなた自信を責めないで虐めないで傷つけないで。 もうじゅうぶん十分罪を背負った。 罰も十分に受けたじゃないか。 そんなことを繰り返しても問題も何も解決はしない。 誰も喜ばない。 誰も幸せになれない。 これからのあなたにあるものは償いだ。 あなたがあなた自身に科した罪への償いだ。 あなたをとても悲しくさせたあなた自身への償いだ。 もう誰も責められない虐められない傷つけられない。 もちろんあなた自身もだ。 今ある現実を受け止めよ。 あなた自身の現実を見よ。 それはとても悲しすぎることだろう。 しかしそのひとつひとつを見つめてゆくのだ。 そしてそのひとつひとつをより良い方向へと導くのだ。 幸せな方向へと導き努力するのだ。 それはきっと とても苦しいことだろう。 それはとても辛いことだろう。 でも前へ進むのだ。 前へ 前へ 前へ 時間をかけて。 焦らずに。 一歩一歩。 退くことも進むことも苦しく悲しい人生だ。 どうせ悲しむのなら どうせ苦しむのなら 進め 進め 進め 人生に戻り道などないのだ。 帰り道もないのだ。 それが人生の悲しい現実だ。 楽しいことも嬉しいことはほんの束の間の瞬間だ。 ほとんどは辛く苦しいだけだ。 だから人は 幸せを 楽しさを 喜びを欲するのだ。 さあ、 あなたのその心、 勇気を持て。 奮い立たせろ。 熱くさせろ。 それは 希望だ。 望みだ。 願いだ。 夢だ。 そうさ 自分のために生きよ。 自分の幸せの為に生きよ。 それは悪いことでもいけないことでもない。 他人の楽しみを幸せを先に考え行動してきたあなただ。 ちょっとぐらい自分のために生きたって ばちはあたらない咎められない。 あなたは許されているのだ。 心自由に行けよ。 あなたらしく あなたらしく あなたらしく心自由にだ。 そして 幸せをつかむのだ。 あなたらしい幸せと心の自由だ。 そう 一歩一歩だ。 焦る必要はどこにもない。 最後に ともにある幸せを望むのだ考えるのだ。 ともにある心の自由を望むのだ考えるのだ。 あなたらしく わたしらしく かれらしく かのじょらしく そのひとらしくを許せよ。
2005/01/15
コメント(4)
『 愛は水仙 』 愛は水仙 冬の陽だまりに咲く花 冷たい風に揺れながら まだ来ぬ春を待つように 愛らしく微笑む
2005/01/14
コメント(4)
夢はしゃぼん玉 青い空に浮かぶ水の風船 舞い上がり虹を描き はじけて消える
2005/01/13
コメント(0)
花は風花 散りばめられた白い粉雪 冬の北風に揺られて 淡く光りながらどこかへ 吹かれ消えてゆく
2005/01/12
コメント(0)
過ぎてしまえば幸せな夢だったもう一度見てみたいと想いきり布団をかぶってみても戻らない帰らない束の間の幸せのつづき薄暗い部屋の中で起き上がるには早すぎる朝は寂しく遠い曇りガラスから涙流しながら冷たい冬が舞い降りる心まで冷めてしまわぬようにこの胸を抱きしめた
2005/01/11
コメント(2)
下腹部の 膨らみを感じて目覚めた時 薄明るい朝は 冬 冷たい風の叫びが 窓越しから聞こえる 甘い夢をもう一度と 花柄模様の布団を 思い切り 頭までかぶった 懐かしい 母の子宮の中にいた時を思い出し がさついた膝を抱え 脂肪で肥えたからだを丸めた ああ しかし いつまでも ぬくぬくとここに こうして居られる筈もなく 甘い夢は長くは続かない 思い切り勇気を出せ 今度こそ起き上がれ これで最後だと 何度も何度も同じことを 頭の中で繰り返し 繰り返した あ ああ あああー 胎児に戻りたいー あああー いつまでも眠りつづけたいー あああー もう少しだけもう少しだけー あああー 時よ止まってくれー あああー 朝よ明けないでくれー あああー 束の間の戯言を喚き散らした あ と で 泣く泣く 泣 い て 起き出したよ~~~
2005/01/10
コメント(8)
寂しくて目覚めれば 見つめる窓ガラスは白くきしみ 遠くで聞こえる鳥のさえずりは 日増しに寒さ重ねる朝の叫びのよう 乾いた枯葉舞う窓の外の木枯らしは あなたのいない私の 心の季節 愛のない季節 これ以上 寂しくならないようにずっと このままでいたい あなたの肌のぬくもり 確かめていたい忘れたくないから 今でも残るあなたの匂い まぶた閉じれば涙に浮かぶあなたの姿 いつも私を抱きしめていてくれる お願いだから このままにいさせてよ いつまでも朝を お願いだから せめて心が笑顔を取り戻すまで お願いだから 暖かな陽の光が心に差し込むまで そのままに
2005/01/06
コメント(4)
静かな冬の朝 目覚めたときに 感じたぬくもりはなんでしょう 暖かな日の楽しい思い出 やさしかったあの人の肌のやわらかさ 強く抱きしめてくれた母の細い腕 みんな美しい 夢のなごり いっぱいのやさしさを感じたなら 時の流れにとり残されぬよう 元気に起きだそう ためらわないで おもいきり冷たい風の中へ 飛び出そう 誰かに笑顔で挨拶を交わしたなら 今日の一日はそれだけで 幸せです
2005/01/05
コメント(4)
今日も悲しみの大海を 笑顔の小船が ~ ~ ~ ゆらりゆらりと 無情な波間に浮き沈み 不安と恐怖の狭間でうずくまり なにも出来ないでいることもあるだろう ときどき 大きな涙しぶきが襲いかかるが ここは荒れる悲しみの大海 人生の航海を たくさんの後悔で 渡りきらぬように 開き直って 笑顔でゆこう そして孤独のなかで すれ違う笑顔の船たちは 互いに握りこぶしを振り上げ 今生きている証しを 確かめ合い 励まし合うだろう それぞれの苦難の航海は きっと誰かが 見届けてくれていることを信じて
2005/01/02
コメント(13)
生きる意味をなくし さまよい惑う心 凍えて震える身体 温めることも忘れて 癒す涙さえ枯れ果てた 失ったものを捜しつづけ 夢もなく悲しみに暮れる日々 これが人生と 逃れられない運命を知り また歩き始める時 大いなる愛がやさしく包み込む 生かされて生きている今 朝を迎えた 星に抱かれた夜の闇を越えて 東の空が紫になりそして 橙色に染まってゆくように 人生もまた 長い夜を越えて 新しく始まる さあ 貴方の朝日よ昇れ 夜明けの空高く まばゆい光を放て さあ 貴方の朝日よ昇れ やさしく照らせよ 誰も彼もなく全てを
2005/01/01
コメント(15)
全14件 (14件中 1-14件目)
1