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今回は、ZWO AM5とPC・スマホとの接続について書きます。
<PC・スマホとの接続>
AM5は後発のAM3、AM5Nとは異なり、Bluetoothをサポートしていません。
PCと接続する場合はWi-FiもしくはUSB有線、スマホと接続する場合はWi-Fiで接続します。
私の場合はAM5では撮影することが多くて、赤道儀の接続で余計なトラブルは避けたいので、USBで有線接続して利用しています。
<Android>
Androidスマホで利用する場合は、ZWOが提供しているアプリ、SkyAtlas(旧:ASIMount)で使います。
・ SkyAtlas
SkyAtlasは、なかなか強力なアプリになりましたけど、スマホの画面は私には小さいのであまり使っていません。使うのはコントローラのF/Wアップデート時と眼視観望時ぐらいですかねぇ。。。タブレットで使うのも手ですけど、私の好みの天体は結構マイナーなので、お気に入り登録機能や、リストのインポート・エクスポート機能などが提供されてないと、いまいちなんですよね。。。
★AM5のWi-Fiアクセスポイント名称はAMH_xxxxxxとなっていて、アクセスパスワードも固定になっているので、複数のZWO機器が林立するような環境ではおそらく誤接続が発生しやすくなると考えられます。要は自分の機器と思って間違って他の人の機器に接続しにいってしまうケースなどですね。そこでパスワードが初期値のままだとこのケースでも接続できてしまうことになるので。。。よって、アクセスポイント名称、パスワードともに初期値から変更しておくことをオススメします。その際はどうぞメモをお忘れなく。
<iPhone>
持っていないので省略。
<Windows PC>
PCでAM5を使う場合に必要なソフトウェアは以下の通りです。
・ASCOM
N.I.N.A.やStellariumからは、ASCOM経由でASIMountを使ってAM5を制御します。
ASCOMプラットホーム: https://ascom-standards.org/
・ZWO ASCOMドライバ:ASCOMからZWOの機器を制御するためのドライバです。
PC用のASIMount(ASCOM用サーバ兼AM5のコントローラ)はこの中に含まれています。
★ASCOMドライバは上記のASCOMプラットホームをインストールした後でインストールします。
ZWO Software: https://www.zwoastro.com/software/
なお、ZWOのカメラをお持ちの場合は、一緒にCamera DriverとASIStudioの最新版もダウンロードしておくといいでしょう。
<ファームウェアの更新>
ファームウェアの更新は、スマホのSkyAtlasもしくはPCのASIMountから行うことができます。
AM5のファームウェアは、①本体のF/W、②コントローラのF/Wの二つがあります。
・Wi-Fi接続のSkyAtlasからは①、②ともに更新ができます。
・USB接続のASIMountからは①しかできません。
★AM5のWi-Fiデバイスはコントローラに内蔵されている関係で、おそらくWi-FiでつなげばPCから②もアップデートできるんだろうなぁ、と思いますが、試していません。
いずれにしてもZWOのサイトへアクセスする必要がありますので、スマホから更新する場合はWi-FiでAM5、インターネットにはモバイル回線で接続する形、PCから更新する場合はWi-FiでAM5、有線LANでインターネットという感じになると思います。
なお、F/Wの更新は自宅等の安定した環境で行うこと、更新中は電源断とならないようにお気をつけください。基本的に英語での記述なので、自信がない方は無理に行わずに誰かと一緒にやってくださいませ。
<My撮影環境ノウハウ>
=目次=
ノースアップの考察 その3 2025.11.19
ノースアップの考察 その2 2025.11.19
ノースアップの考察 2025.11.19