趣味って大事よね!

趣味って大事よね!

PR

Profile

かずはん@長崎

かずはん@長崎

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

かずはん@長崎@ Re:C/2025 K1(ATLAS)彗星と3I/ATLASの夜(11/15) あら。スタートレイルの向きが逆だわ。左…
かずはん@ Re:C/2025 R2(SWAN) とC8デビュー!(10/06) ちなみに、上りでは中くらいのイノシシ、…
かずはん @ Re[1]:スタパー2015「春の大観望会!」のお知らせ(03/18) えごぽんさん 天気がイマイチだったから…

Favorite Blog

鎌倉情報館★ブログ @nagasiさん
私から私へ クリティ7さん
「長崎タウン情報」… nagasakitownさん
らくだ らくだラクダさん
時にはイタリア人の… kazunorino1さん
2025.03.12
XML
テーマ: 天文(739)
ここでは、私が撮影に使っているN.I.N.A.(ニーナ)の基本設定について記載しています。
いろいろ試しながら設定を変更していってるから、忘れないように現状をまとめておきます。
(最終更新:2025/3/15: StellariumはQT5版を追記)

<NINAの紹介>
  • N.I.N.A.は天体写真を撮影するためのソフトウェアで、無料で利用することができます。セットアップがx64での提供なので、最新バージョンのニーナを利用するためには64bit OSが必要です。残念ながら、32bitPCで使っている場合は古いバージョンを使うしかなさそうです。
  • N.I.N.A.のサイトは、​ https://nighttime-imaging.eu/ ​ で、現在(2025/3/12)の最新バージョンは3.1 HF2です。
<ダウンロード>
https://nighttime-imaging.eu/download/ ​​
  • 1)Releasesのところにある「Download N.I.N.A. Setup x64 [64 bit]」ボタンを押して
      ダウンロード。
  • 2)ネットが使えないところでN.I.N.A.を利用する場合は、Miscのところにある
      「Offline Sky Map Cache (3.3GB) 」も忘れずにダウンロード。
<オプション設定>
  • ダウンロードしたら、1)のN.I.N.A.をインストール。2)のファイルも展開しておきます。
  • 起動したら、以下の設定を行います。変更した設定は、現在開いているプロファイル(最初はDefaultなんちゃらというプロファイル)に反映されます。
  • いろんな機材を切り替えながら使う方は、プロファイルを複数個定義して選択して利用する形になりますので、共通の設定を最初にやっておいてそのプロファイルをベースにして定義を増やしていくと、それぞれのプロファイルで個別に設定しなくてよくなります。
  1. 言語の設定(オプション→一般)
    ・起動したら、左のアイコンメニューからOptions(オプション)を選択して、サブメニューはGeneral(一般)へ。
    ・右側のGeneral(一般)の欄のLanguage(言語)の項目を「日本語」を選択すると表示が日本語になります。
    ・右側のスカイサーベイキャッシュディレクトリを先ほど2のファイルの展開先のフォルダにします。展開先のフォルダの末尾は、…\FramingAssistantCache_Full\FramingAssistantCacheになっているはず。
  2. 機材の設定(オプション→機材)
    ・カメラ、望遠鏡、架台等を設定します。
    ・プラネタリウムソフトを併用する場合は設定します。私はStellarium(入手先:​ https://stellarium.org/ja/ ​)を設定しています。Stellarium側のサーバ設定も必要です(別途後述します)が、これでN.I.N.A.から観測場所、ターゲット情報などをStellariumから取得することができるようになります。
    ★カメラと望遠鏡のところの設定値は、プレートソルブ、フレーミングや撮影時に参照されるので、できるだけ正しい値を設定しておきます。なお、レデューサを介しているケースなどで、正確な焦点距離が分からない場合は、撮影した画像からASPSで計算することができるので、とりあえずおおよその値でもいいです。
    ★★重要★★
    Stellarium25.1でQT6版もASCOMを再度サポートするようになりました。その場合、 ASCOM7が必要 とのことでしたので、ご注意ください。(2025/5/2更新)
    Stellariumは ​必ずQT5版をダウンロード​ してください。QT6版は24.3以降のバージョンではASCOMをサポートしなくなりました。QT6版では選択肢にASCOMが出ません。
  3. オートフォーカスとドームは該当せず使っていないので省略。
  4. 撮像の設定(オプション→撮像)
    ・ファイル設定で画像の形式とパスを指定します。
    ・ファイル名称は必要に応じて変更します。
    ★望遠鏡を複数お持ちの方はファイル名に望遠鏡名等を挿入しておくとよいと思います。
    ※右の列の設定は必要になった際に変更でよいと思います。
     なお、私は次回からLegacy Sequence Templateファイルを指定する予定です。
  5. プレートソルブの設定
    ・(準備)あらかじめプレートソルブに使用するソフトウェアをダウンロードしてインストールしておきます。
    ・プレートソルバー(通常使うもの)、ブラインドソルバー(空のどこかわからないときに使うもの)を設定します。
    ・プレートソルブ設定で、利用するソルバーの実行ファイルの位置(インストール先)を設定します。
    ※私は通常は、ASTAP(入手先:​ https://www.hnsky.org/astap.htm ​)を設定しています。星の数が少ないときには、All Sky Plate Solver(ASPS)(入手先:​ https://www.astrogb.com/ ​)に切り替えて使っています。
ひと通り設定が完了したら、オプション-一般に戻って、プロファイルのコピー(+ボタン)してバックアップをとっておきます。

<プラグイン>
 ・利用するプラグインを選択します。
 ※私は極軸設定にThree Point Polar Alignment(TPPA)を利用しているので、ここでインストールします。プラグインをインストール後、再起動を促されるので、ニーナを一度停止して、再度開始します。

<サイト情報(再掲)>
・N.I.N.A.のサイト:​ https://nighttime-imaging.eu/
・N.I.N.A.のダウンロード: https://nighttime-imaging.eu/download/
・Stellariumのサイト:​ https://stellarium.org/ja/
・Stellariumのダウンロード:​ https://github.com/Stellarium/stellarium/releases
・ASTAPのサイト:​ https://www.hnsky.org/astap.htm
https://www.astrogb.com/


基本的な設定はこんな感じです。変更したら、また追記しますね。
お気づきの点がありましたら、教えてくださいませ。

<My撮影環境ノウハウ>
 =目次=






    お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

    Last updated  2025.05.02 18:11:47
    コメント(0) | コメントを書く
    [望遠鏡・撮影・画像処理] カテゴリの最新記事


    【毎日開催】
    15記事にいいね!で1ポイント
    10秒滞在
    いいね! -- / --
    おめでとうございます!
    ミッションを達成しました。
    ※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
    x
    X

    © Rakuten Group, Inc.
    X
    Design a Mobile Site
    スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
    Share by: