文明への灯～豊かさへの道標

地方臓器の赤血、どぎゃんかせんといかん！！

ここ３ヶ月余り、ずっと続いていた胃痛だが、週末あまりに痛みがひどいので、昨日、月曜の午前中仕事を抜けて病院に行き、胃カメラで検査してもらった。今は鼻から細い管を通すようで、技術も進歩したものだ。鼻の穴を、外から少しずつ麻酔していく。最初はスプレー状で、次はゼリー状で奥へ流し込む。それを飲み込み、食道まで麻酔薬は届く。そうしていると、お医者さんがやってきて、先が眩しく輝いている管を鼻から通していく。入り口の鼻毛が見たこともない拡大画像で写っている。鼻毛切っておいてよかった～それでも恥ずかしいが。そして、さらに奥に入れようとするのだが、私の鼻孔は小さいようで、入らない。やむなく、口から入れる従来の胃カメラとなった。先進技術も、私の鼻孔には通用しないらしい。ほとんどの人は鼻から入れられるそうなのに。どうも頭だけでなく、鼻も作りが変らしい。鼻を麻酔したのに、今度は口を麻酔だ。口も鼻も何も感じない、無敵な私。何度か軌道をを変え、何度か吐きそうになりながら、やっと奥に入っていった。そして辿り着いた先は、私の不摂生のために痛めつけられた、哀れなストマックちゃんだった。左も右も、見える胃壁にはどす黒い血が斑点状に付着している。「こりゃ痛いはずだわ～」お医者さんが言った。そして胃の底らしいところに辿り着いたが、そこには大きな穴が空いているではないか！！そこからも大量の血が出て、さらに下の方に流れている。確かに胃痛は何ヶ月も続いていたが、こんなにも酷いことになっていたなんて。いや～驚いた！まだ穴が貫通してない時に検査してもらったのが、不幸中の幸いだ。これが貫通していたら、手術が必要だったらしい。後で人に尋ねてみると、突然風呂場で、風呂釜が血で染まるように、大量の血を流した人が、病院で検査をしたら胃に穴が空いていて、一週間入院したそうだ。恐ろしや恐ろしや～胃潰瘍って、こ～んなに怖いものだったんですね。慢性的な胃痛を抱えている人は、胃カメラ飲んだ方がいいですね～。私も２週間前位に病院に行ったとき、胃薬はもらったんだけども、薬は極力飲みたくないので、飲まずに放置したのも悪かった。しかもこういうときはお酒は御法度なんだそうだが、２日前にワインをたくさん飲んでた。だいたいこの４ヶ月位、ずっと休日もクリスマスも週末も年末年始も、平日も毎日終電まで働いていたんだから、無理もない。こんなに働かされて評価されないのなら、もうこんな会社手伝ってあげない！けど今抱えている案件は絶対成功したいので、無責任に仕事しながら、責任ある結果を出していこうと思う。しかし仕事より世直しより何より先に、この赤血(赤字)だらけの胃をどぎゃんかせんといかん！！