おしゃれ手紙

2017.11.03
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カテゴリ: 読書
■コンビニ人間:村田沙耶香■

コンビニこそが、私を世界の正常な部品にしてくれる・・・。

36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、 変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、 清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、 完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、私を世界の正常な「部品」にしてくれるーー。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、 正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。
第155回芥川賞受賞作!
■著者:村田沙耶香
1979年8月14日生まれ。千葉県印西市出身。
玉川大学文学部芸術文化コース卒。
2003年「授乳」で第46回群像新人文学賞優秀作を受賞してデビュー。
〈作品〉『ギンイロノウタ』2008年新潮社刊=第31回野間文芸新人賞受賞。
『しろいろの街の、その骨の体温の』12年朝日新聞出版刊=第26回三島由紀夫賞受賞。
『消滅世界』15年河出書房新社刊、他。

私は年に数回しかコンビニを利用しないけど、弁当はコンビニという人が多いという。
おでんだってコンビニが人気。
そんなコンビニの店員の働く姿を描いている。
ヒロインは、「自分」の暮らしを全てをコンビニを基準にしている。
コンビニ基準で生きていれば安心するのだろう。
食べることも、眠ることも、体を清潔にすることもコンビニのマニュアル通り。
よく最近の若い人は、マニュアルがなければ行動できないといわれるが
コンビニのマニュアルで生きている。

結婚しようともしないし、したいとも思わない、モテたいとも思わないヒロイン。
なんか、病んでいる・・・。


「負け犬の遠吠え」:サーヤへの想い
どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです!
鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。
国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。

「負け犬・・・」は、笑いながら読めるにに対して、「コンビニ人間」は、底辺の人を描いているので笑えない。

第155回芥川賞受賞作で話題になっている作品だから、図書館にあるとは思っていなかった。
読み進んでいくと、
「この本は予約が入っています」という紙が入っていた。
これが、コンビニだったら、見逃したことを店長から注意されるだろうと思う。

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Last updated  2017.11.03 11:52:58
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