おしゃれ手紙

2021.12.18
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カテゴリ: 国内旅行

■11月12日(金)
昨日の夕方は、雲一つない富士山を一日堪能したが、

朝、富士山は帽子をかぶったように雲が山頂を大きく覆っていた。

富士五湖のひとつ河口湖に向かう。
車のナビが、「山梨県に入ります」と告げてきた。
河口湖に着いて、ロープウェイに乗って、山頂に登った。

河口湖は
富士五湖のうち、もっとも早く観光開発された。
平成になってから温泉が掘削され、富士河口湖温泉郷として東岸に温泉街が形成されている。

湖畔にはオルゴールの森、天上山へのアクセスとなる〜河口湖〜 富士山パノラマロープウェイ、河口湖遊覧船、河口湖猿まわし劇場、キャンプ場、そして多くのホテル・旅館、飲食店、物産店などがある。


その後、かつて、富士登山の町として、全国の人が集まった、

富士吉田市に行った。

御師の家は、個人の住宅でありながら、夏の登拝シーズンは富士講の信仰者を迎え入れ、宿坊として、また祈祷などの信仰の案内までも請けおっていた。
御師とは、そもそも祈祷師のことで、家々の主が今でいう神官の役割を果たしながら、富士山をお守りする聖域の町を担っていたのだ。


旧戸川住宅の表通りから奥まった屋敷までは、「タツミチ」と呼ぶ細長い引きこみ道が通じていた。
これは、御師町が成立した当初の古い“本御師”の家の特徴だという。
これに対し、表通りに面した“町御師”もある。

さらに中門をくぐると、 「ヤーナ川(間の川)」という禊ぎのための小川が今も音をたて流れている。
ここには、かつて小さな滝が造られ、宿泊する富士講が、到着や出発の際に水垢離(みずごり)を行う禊場(みそぎば)になっていた。


最盛期には、御師町の両側八十六軒連なったという御師住宅のなかで、
この「旧外川家住宅」は、二百四十年という歴史を今まで長えられてきた。

富士講の信者はみな白い“行衣”を着てます
これが富士山への旅支度ですね。
旅支度というのは、天国へ行ってくるということです。
いろいろ苦難の道があるだろうけど、
それを乗り越えて神様のいる極楽浄土へ行って仏になってくる、と。
富士山に登るってことは、それだけの覚悟のことだったわけです』


▲戸川家でもらった、富士山の折り紙。


そして目標は、33回富士山に登って満願成就をお祝いする事だった。
33回登ったという石碑などがあちこちにあった。

▲町で見た建物に、「不二」の印▼



北口本宮富士浅間神社
北口本宮冨士浅間神社の参道に一歩足を踏み入れると、からだ中に清々しい気が満ちわたる。

参道の両側には、樹齢百年以上の杉が、まさに天を突くがごとく伸び、 さらにその足元に風雪に削られ苔むした石灯籠が並ぶ。
気高き社へ人々をいざなう巨大な生きた回廊のようだ。

広い境内を隅々まで見て歩けば、それこそ八百万の神々さまが集結している。
おそらくこの配置にも意味があるのだろう。
本殿に祀られるのは、もちろん浅間神社の神さまの三神。
まず、富士山の神様の「木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)」。
そして、夫神様の「彦火瓊々杵命(ヒコホニニギノミコト)」、父神様で全て山々の神である「大山祗命(オオヤマヅミノミコト)」。

本殿の裏に回れば日本神話の始まりである大黒さんと恵比寿さんが祀られている。
西宮には、「天照大神(アマテラスオオミカミ)」。
また東宮には、河口湖産屋ヶ崎で祀られていた「彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)」。
富士山の巡礼で構成資産を巡ると日本古来のたくさんの神さまに出会える。

さて、そんな神々さまが座す一番奥の場所、本殿に向かって右手奥に小さいながら趣きのある鳥居がある。
ここが吉田口登山道の起点となる「登山門」だ。

▲巨大な鳥居。


▲樹齢千年の御神木「富士太郎杉」

▲イチョウの巨木▼


ここから、車を置いてある所まで、ガイドさんの車で送ってもらった。
感謝(-人-)

「ホテルルートイン河口湖」の夕食で、ほうとうを食した。

ほうとう(餺飥)は、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理。
2007年には農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれている。
かつて山梨では「ほうとうをうてないと嫁に出せない」と言う文化もあった。
 また山梨県東部の郡内地方では、山間部であるため寒冷な気候で平坦地に乏しく、富士北麓では富士山の伏流水の季節変動が激しく、水利に乏しい溶岩台地が広がっているため、全般的に米の栽培が困難であった。
一方、麦は富士北麓では流水を用いた「水掛麦」(水を畑の畝間に流すことで冬季の凍結を防ぐ栽培方法)による栽培が行われており、ほうとうなどの粉食料理が根付いた。
富士北麓の郡内地方にはほうとうと同一の粉食文化の起源を持つ郷土料理である「吉田のうどん」が存在する。
日常食としての「ほうとう」は麺よりも野菜の量が多く、対して小麦粉を消費する「ウドン」は特別な日(モノビ)や来客時に振舞われる贅沢な料理であると意識されており、両者の区別は明確であった

富士山●9249歩
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Last updated  2021.12.18 00:01:21
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