おしゃれ手紙

2022.03.01
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カテゴリ: 環境問題
20世紀初頭、10万頭が生息していたといわれるトラは、現在約4,000頭前後にまで減少しました。
トラはかつては、毛皮やトロフィー(動物の頭部を剥製にした壁飾り)、大物撃ち(大型の動物を狙ったスポーツ・ハンティング)を目的とした狩猟の犠牲になり、現在は、漢方薬の材料にすることを目的とした密猟と、大規模な生息環境の破壊に脅かされています。

もしもトラがいなくなったら?
もしもトラがいなくなったら…実は、その問いに答えることは簡単ではありません。
なぜなら、ひとつの生物種がいなくなってしまった場合、生物たちのつながりの中でなにが起こるか正確に予測することはできないからです。
トラのような捕食者がいないと、シカやイノシシの個体数が増えすぎ、彼らの食料である植物が減少し、同じ植物を食料やすみかにしていた昆虫類や小動物にも影響が及ぶかもしれません。
また昆虫類や小動物が減少すれば、今度はそれらを食料としていた鳥やサルといった生物が減少していくうえに、昆虫や小動物に受粉等を手伝ってもらっていた植物類はさらにその数を減らしていくかもしれません。

 こうして網の目のように張り巡らされた生物のつながりがひとつ切れてしまうと、連鎖的に様々なことが起こってしまう可能性があるのです。

複雑な生態系のなか生物たちは、食う食われるの関係だけでなく、共生関係にあったり、すみかを提供したりと様々な形で複雑につながりあっています。
一種欠けてしまったらなにが起こるかわからないということの重大さとおそろしさ、そのことに私達は気がつくべきでしょう。

多様な生き物たちのつながりそのものを守る、生物多様性を守るとはこのことなのです。
トラの背後にあるもの。
それは圧倒的な広さの森、そしてトラの命を支えるシカやイノシシ、草食動物を支える森の実り、草木の受粉を支える虫や鳥たち…。
トラの存在は、幾重にも重なり合う命のつながりそのものです。
もしもトラがいなくなったら… 命のつながりがとぎれてしまうのです。

とら年ですから:陽気に虎拳:とらとら
とら年ですから:「山月記」の虎が表すものと国語の教科書問題

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Last updated  2022.03.01 01:02:06
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