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名古屋市の真宗大谷派 浄賢寺で木造本堂の耐震補強が進んでいます。
「こうやって工事をしてみると、想像していたより大掛かりなものだなあとつくづく思いますよ」と住職。このお寺では曳き家もするので、工事期間も約1年。新築の現場工事期間とほとんど変わりません。
よく行われている本堂の耐震補強では、ただ、壁を新設して筋交いで補強する方法ですが・・・
その補強壁が本堂の大屋根の下に設けることができるのか?これが大問題です。ほとんどのお寺では、大屋根の下部分には壁を設けたくないというのが実情です。となると、下屋部分に壁を設けることになりますが、実は、それだけでは地震時の横力は補強壁に流ません。
下屋と大屋根部分は垂木だけでつながっていることが多いので、地震力を受けた場合、屋根がぐしゃと潰れてしまうのです。
写真をご覧ください。屋根の下に構造用の板を張り詰めて水平剛性を高めています。これが大変有効です。
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