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多治見市の臨済宗 永保寺で大玄関再建工事が進んでいます。
現場では現在屋根工事と左官工事を行なっていますが・・・大工も工場で造作材の加工など出番に備えて準備を整えています。
八野大工の工場を訪ね、現在の状況を確認しました。
写真は、唐破風玄関の軒裏に張る桧の板を曲げているところです。ご存知のように、唐破風は湾曲した屋根になりますが、軒裏も同じように湾曲します。
軒裏にはその曲線に沿う垂木を配し、その上に桧の板を張ります。垂木と直角方向に張れば問題はないのですが、垂木方向に張ろうと思うと、板も湾曲している必要があります。
「サワラ板は曲がりやすいんですがねえ。桧板はさて、どこまで曲がってくれるかなあ」は棟梁。中島工務店が用意した板はとてもきれいな桧板ですが・・・サワラではこんな幅広で無節の板はとても手に入りません。これ以上の贅沢はいえません。
こんな素晴らしい工事に関われる幸せを感じながら工事を進めています。
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