2008年03月06日
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オレは、嘘をついた。

「オレ、実は借金してたんだ・・・」

借金なんかするはずがない。人一倍、金にきびしいオレがそんなものに手を出すはずがない。

この後も、自分が病気であることを隠すために今までオレが学んだ知識で御託を並べた。



おれはこのとき、同時に後悔をしていた。なぜ、こんな嘘をついたのか?・・・

みんなに本当のことを打ち明けて最期の時間をみんなと過ごしたかった。

オレは、また自分の知らぬ間に心に鍵をかけていた。




そんな時、翔平が

「とりあえず、おれらについてこい!」



「おれらと一緒に行こう。」


オレが、心の中で待っていた言葉だった・・・

こいつらには、感謝の言葉が見つからない。俺が、今、一番かけてほしい言葉だった。こいつらは、オレの心の鍵をすんなりほどいてくれた。

この瞬間、確信した。こいつらに会いに来てよかったと・・・




オレは、この短い期間で二つの出会いを経験した。

一つは、全く新しい出会い。

もう一つは、新しく見えた仲間の一面との出会い。



これから先、この出会いに対する感謝の気持ちを忘れないように心に誓った。




俺ら三人は、翔平の車で夜の闇へと繰り出していった。








オレは、目を覚ました。











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最終更新日  2008年03月06日 22時52分19秒
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