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【本日の一冊】母との名状しがたい関係に苦しみながら、それでも罪悪感にとらわれている女性たちが数多く存在している。本書では、カウンセリングの経験に基づいて、墓守娘たちの苦しみを具体的に取り上げた。進学、就職、結婚、介護…。どこまでもついてくる母から、どう逃げおおせるか。NOと言えないあなたに贈る、究極の“傾向と対策”。ああ、ほんとうに。そうなのです。無邪気を装った無神経ぶり、都合のいいときだけ老人ぶったわがまま放題、身体的衰えを材料に娘を脅して言うことを聞かせる…。そんな母親たちが【どこまでもべったりと張りついて離れない墓守娘の罪悪感】を無自覚に利用している。(この無自覚というのが始末に悪い)そして母親から刷り込まれた罪悪感は、なかなか払拭できないのです。世の中の「墓守娘」たちに読んでもらいたい一冊です。そして、少しでも楽になってほしい。。。と切に願います。 同じ墓守娘として。
2008年07月27日
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【本日の一冊】企業で社内報を編集する杉村は、調査のために訪れた私立探偵・北見の所で、連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高生と出会う……。『誰か』以来、3年ぶりの現代ミステリー。『誰か』でも活躍した杉村がこの世の「毒」と対峙する!久しぶりに宮部作品を読みました。いつ身近に起きてもおかしくない事件だな、と思えます。最近、理不尽な事件がたくさん起きていますものね…「こんなこと、小説の中だけでしょう」と笑いとばせるような世の中になってほしいです。。。私、「好い人」のお手本のような主人公・杉村のキャラクターが気に入っていますの「良い」とか「善い」ではなくて「好い」人っていうのがピッタリな(笑)シリーズ化されるといいな~
2008年07月26日
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【本日の一冊】保険外交員の女が殺害された。捜査線上に浮かぶ男。彼と出会ったもう一人の女。加害者と被害者、それぞれの家族たち。群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。なぜ、事件は起きたのか?なぜ、二人は逃げ続けるのか?そして、悪人とはいったい誰なのか。 前に読んだ『静かな爆弾』がいまひとつ、という感じだったので、これもあまり期待していなかったのですが、予想に反して惹きこまれました。hamutan評価 ほんとうは… 誰が悪人であったのか? 悪人とは… どういう人なのか?
2008年07月21日
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【本日の一冊】冒険の日々昭和四十年代、子供たちはいつも外で遊んでいた。こっそり忍び込んだ空き家で藁人形を見つけたことから騒動になる「座敷童子」。河童を生け捕りにしようと底なし沼にボートを漕ぎ出す「河童沼」。廃坑になった洞窟を探検しているうちに不気味な寒村に迷い込んでしまった「山姥の里」ほか、怖いながらも心躍る冒険の数々。あの頃は里にも山にも素敵な遊び場所があり、そこではいつも幼なじみと一緒だった。自然の中で生きる人間の逞しさと弱さを描いて直木賞を受賞した著者が、自らの少年時代を回顧しつつ綴った懐かしさあふれる連作集。
2008年07月14日
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【本日の一冊】北斎殺人事件ボストン美術館で殺された老日本人画家とは何者か?一方日本では、謎の生涯を送った浮世絵師葛飾北斎の正体に迫ろうと研究家たちが資料を追う。北斎は隠密だった?日本とアメリカを結ぶキイはどの辺にあるのか、またキイを握る人物とは?浮世絵推理の第一人者の「写楽殺人事件」に続く傑作。日本推理作家協会賞作。 おもしろかった! 浮世絵についてはほとんど知識がない私でも楽しめました(^^)本書は浮世絵推理3部作の二作目だそうで、『写楽殺人事件』『広重殺人事件』も読んでみたいと思います。ちなみに著者の絵画をモチーフにした作品では『ゴッホ殺人事件』もおもしろかったので、おすすめです
2008年07月04日
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