クッチーより愛をこめて

クッチーより愛をこめて

2008年02月09日
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カテゴリ: ちりとてちん
わざわざ遠方まで、当たるというウワサのクジを買いに行ったことはないけれど、
わざわざ遠方まで、飲むと万病に効くとゆうウワサの温泉の水を汲みに行ったことがあります。
 まだバアチャンが元気だった頃、なにかと遠出する時は、わが実父が車の運転手でした。
(アッシーって死語か?)
たくましきバアチャンは朝4時に自宅へ来いとわが父に命じ、
寝ぼけ眼の家族が乗った我が家の車がつくやいなや、
「ほいじゃ行くべえ~♪」と車に乗り込み、秘湯ゲットのドライブに出発~
山の奥のそのまた奥の、秘められた水が沸き出でる場所を
バアチャンがどうやって知ったものか今となっては誰もわからないのですが、
その日の昼には、家族全員水の詰まったお醤油の一升瓶を何本も抱えて車に積んで、
夕方にはホクホク顔のバアチャンとお宝ともに、家に戻ってまいりました。 
「不老不死の水だよ~♪ありがたや~」 (ご満悦で合掌のバアチャン・・・)
たしかにタダよりありがたいものはなし・・・^^;
ためしに当時小学生のうちも飲ませてもらいましたが、なにやら鉄臭い味~。 
ほんとに、不老不死の水だったらよかったのになぁ・・・。でもリウマチにはかなり効いたらしく。
それから十年余り、半年に一回は早朝に起こされて、汲みに行きました~(笑)。 
お水を汲んでた時の、お宝を掘り当てたようなバアチャンの満面の笑顔が、
いまだに忘れられないクッチーです。
 今日のちりとてちん。
「おまえの宝物や。大事にしいや」(草若)

そして師匠は最後の高座にあがり、弟子たちへ己のすべてを伝えます・・・
宝物
草若の病室に、和田家の家族が全員、見舞いに訪れる。
騒がしくてすまないとあやまりながら、喜代美は家族のことを面白おかしく話し出す。
笑い出した草若は、しみじみと告げる。
「若狭、おまえほんまにおもろいな」(草若)
その言葉に、喜代美は亡き祖父正太郎から同じことを言われたことを思い出す・・・
「喜代美、おまえはおもろい子や・・・
おかしな人間が一生懸命生きとる姿はほんまにおもろい」(正太郎)
喜代美ちゃんが話したのは、小次郎叔父さんが良く当たるとゆう宝くじを
わざわざ北海道まで行って買ってきて、正典父さんとすったもんだしたという話。
師匠は、普段彼女が何気なく感じ、話していることがまさに落語のようになっていること、
それが喜代美ちゃんの才能なのだと教えてくれます。
ああ、やっと喜代美ちゃんが気づいてくれた・・・よかったぁ・・・(笑)
才能は自覚しないで自然に出てくるものなので、やはりはっきり言われないと
自分では気づかないものなのかも。とくに今作のヒロインは特に・・・。
「若狭、おまえは落語の世界から抜け出してきたような子や」(草若)
前からずっと、喜代美はアホの喜六そっくり、と言っていた師匠。
今また、この言葉を愛弟子に贈ります。
喜代美ちゃんはそれに答えるように、椅子の上で正座し、宝くじの話を落語調に演じてみせます・・・
「それが、おまえの創作落語や」(草若)
そう言って師匠が喜代美ちゃんの頭を撫でてくれた図が、
正太郎おジイちゃんと小さな喜代美ちゃんとに重なって見えて・・・。
若狭の初の創作落語を聴く師匠も、周りの家族もみんな吹き出して笑って・・・。
その場面にかぶせるように映ったのは、第一週のラスト、正太郎おジイちゃんの最期の場面。
小梅おばあちゃまが草若師匠の演じる落語のテープをかけ、
それを聴いて笑う子供の頃の喜代美ちゃんや家族の姿。
師匠の落語で哀しみの中に笑いを見出した者たちが、
今度は師匠を失う悲しみの中、みんなが喜代美ちゃんの落語で笑えた・・・
感動とともに、和田家と草若師匠との、縁の不思議さをしみじみ感じました。
最後の高座
草若は一日だけ家に帰らせて欲しい、と医者に懇願する。
弟子たちに最期の稽古をつけてやりたいというのだ。
検査の末、一日だけの外泊を許された草若は、渾身の力を込めて、
居並ぶ5人の弟子たちの前で最期の高座となる、「地獄八景亡者の戯れ」を演じる・・・

家に戻り、黒い紋付袴の正装で高座に臨む草若師匠。
着替えを手伝う喜代美ちゃんと師匠のシーンは荘厳で、胸に迫るものがありました。
師匠は一面ひぐらし紋のふすまを開け、稽古場へ。そこには渋い色の浴衣姿の弟子たち。
最後の稽古は、なにか儀式めいたものを感じさせるものでした。
師匠は己の持てるすべてをこの一時間超という大ネタ地獄八景に注ぎ込んでいて、
弟子たちに伝えたいという思いがひしひしと伝わってきました。
弟子たちはみな、これが師匠の今生での最後の高座、と覚悟していて、
一言一句漏らすまいという迫真せまる表情。そして四草くんの目からは、無言の涙が・・・
糸子母さんに案内され、磯七さん、菊江さん、熊五郎さんと咲さんも
縁側で師匠の高座を聴くことができました。
最後はやはり、寝床寄席の時の愛宕山と同じ締めで・・・
「やかましゅうてやってまいります、その道中の陽気なこと!」(草若)
本当に、師匠のその死出の旅路が、陽気なものでありますように・・・
そう願わずにいられません。


来週の予告では、天狗座で徒然亭兄弟たちが奮闘する姿が映っていました。
どんな形で天狗座の落語会が開かれるのか・・・
彼らの芸人魂が問われることになりそうです。
来週は徒然亭の弟子たちの奮起に期待!です。
来週はいよいよ・・・ 
☆☆☆☆☆ ちりとてちん第109回 最後の高座 ☆☆☆☆☆ 
地獄の沙汰もネタ次第・了
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最終更新日  2008年02月11日 15時49分00秒
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