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2006/05/24
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カテゴリ: BAR
 「BAR」という存在を心から愛している僕としては、これまでブログで個々のBARを批判するのは慎んできた。とくに店の雰囲気とかバーテンダーの人柄とか、技術的なことなどは、主観も入ってしまうので、誉めることはすれど、批判的なことは控えてきた。

 しかしさすがの僕も、「これはちょっと、あんまりだよね」と思ってしまった、先日の夜の話を、あえて書いておきたい。友人と一緒に、ある老舗BARに飲みに行き、お勘定をした。僕のよくお邪魔するオーセンティックなカウンターBARでは、普通、お勘定を頼むと、計算をして、最後にトータル金額だけが書かれた小さな紙片だけをちぎって、示す(または手渡す)店が多い。

 もちろん、「(飲み食いした)明細を見せてくれ」と言えば、店側はそれを拒否できないのが今の日本の法律(システム)なのだが、そこまで無粋なことをする客はまずいない。そこには、客と店との間に信頼関係があるからである。

 そして6~7軒に1軒くらいは、頼まなくても「明細の写し」をくれるBARがある。明細を堂々と出す店は、もちろん基本的には、「うちの店は請求に1点の曇りもありません」という自信の現れなのだろう。

 ところが、先日その「写し」をくれたその老舗の「明細書」を翌朝、しらふの時に改めて何気なく見たら、我々が飲んだ4杯の飲み物のお値段以外に、以下のように記されていた。

 TC(テーブル・チャージ)700円×2=1400円
 ミネラル1=300円
 炭酸1=300円

 ミネラル、炭酸各300円? それはいったい何だ。水割りを頼まれたら、水代を別に取るだって? その店はスナックかラウンジか? そうではない。れっきとした、オーセンティックなカウンターBARである(300円が高いか安いかの問題ではない)。



 このBARは20代から知っていて、昔はよくお邪魔していた(オーセンティックBARなんて、数少ない時代だった)。当時はそんなに高いと思った記憶はなく、リーズナブルに楽しめたと思う。個人的には、ミネラルとか炭酸とか書かずに飲み物代に上乗せするか、明細は見せずにトータル金額だけを伝えてくれた方が、よほど嬉しかった。

 時代が変わって、経営者が世代交代して、「商売のやり方を変えたんだよ」と言うならそれまでだが、昔を知っている僕としては、老舗の変節が実に悲しかった。

 「店が客を育て、客が店を育てる」とよく言われるが、この老舗について言えば、スナック・ラウンジ商法に転落したのは、客が店を甘やかした結果かもしれない。おそらくは今後、もう2度とこの老舗にお邪魔することはないだろうなぁ…。

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Last updated  2006/05/25 10:42:21 PM
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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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