アブサンはいつ飲んでも衝撃があります…
一年に1回ぐらいしか引かないですが、今度の風邪の時には是非飲んでみます(^_^;)

しばらくネット落ちしてましたが、復活しましたので
よろしければまたいらして下さいm(__)m
(2006/07/06 09:07:20 PM)

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2006/07/02
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テーマ: お酒大好き(6148)
カテゴリ: 酒
4月20日の日記 で、ちょっと変わった「ビターズ」の飲み方について書いた。ついでに、という訳でもないが、同じく香草系、薬草系リキュールで、結構有名なお酒「アブサン(Absente)」にも触れたい。Absente

 アブサンはもともと18世紀初め、仏人医師がスイスで薬として開発したものと伝えられているが、現在ではお酒としての方が有名(ちなみに、水島新司の漫画「あぶさん」の主人公の名もこの酒に由来するとか)。

 ニガヨモギ、アニス、ウイキョウ、ハッカなど様々な薬草を原料にしたもので、水と混ぜたり、氷を入れる白濁するのが特徴。アルコール度数は一般的に60~70度くらいと高めで、とてもヘビーな味わいだ( 写真左 =国内で流通しているアブサンのうち、代表的な商品。度数も55度とややマイルド)。

 退廃的な雰囲気に満ちていた19世紀の欧州。幻覚性もあることも人気を呼び、さまざまな商品が流通するようになった。ボードレーヌ、ヴェルレーヌ、モーパッサン、ロートレック、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソら多くの有名な芸術家もこのアブサンにおぼれ、中毒となったことも有名だ。アブサンのロック

 しかしアブサンを有名にしたのは、この酒が生み出した社会問題。このヘビーな酒がもつ向精神作用、習慣性に起因する中毒患者の増加、そして飲酒が原因とみられる犯罪の急増だった。

 ゴッホは晩年起こした、有名な耳切り事件も、このアブサン中毒による精神病が原因とも言われている( 写真右 =先日、あるBARで飲んだアブサン=「Un Emile」という銘柄=のロック)。



 僕が飲酒を始めたのは70年代末。その頃の僕の常識としては、アブサンは大麻や覚醒剤と同様、口にしてはいけないものだった。だから、アブサンが解禁になったというニュースを聞いた時、「おいおい、ほんとに認めていいのかねぇ?」と思ったほど。アブサンいろいろ

 WHOは中毒性、幻覚性があるニガヨモギの成分「ツヨン(ツジョン)」を10%以下に抑えることを条件に許可したのだった(アブサンの名前も、ニガヨモギの学名=Artemisia Absinthium=から来ている)。

 日本国内でも、今では何種類もの輸入物のアブサンが流通している( 写真左 )。有名なペルノーもアブサンの一種と言っていいかも。現在では、ニガヨモギを主原料にしたものは少数派で、アニスなど他の香草を主原料としたものがほとんど。

 だから厳密な意味では、今のアブサンのほとんどは昔のアブサンとは違う。成分はマイルドなものになっている(もっとも、だからと言って昔の処方でアブサンを製造するのは、危険すぎるだろう。現在でもなお禁止している国もあるくらい)。

 アブサンは、何杯も飲める酒ではない。BAR巡りの最後の締めに飲む酒には強すぎる。でも、ビターズと同様、風邪をひいている時などには、これを飲めば、翌朝はきっと身体は元気を取り戻しているだろう。

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Last updated  2006/07/02 04:49:30 PM
コメント(12) | コメントを書く


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こんばんは  
武則天  さん
お酒には詳しくないんですが…ボードレールの詩は大好き♪
『悪の華』という有名な詩集が特に。
もしかして、それを生み出したのはこのお酒なのかしらん。 (2006/07/02 07:04:31 PM)

Re:アブサン: 退廃的魅惑の味と香り/7月2日(日)(07/02)  
ピカソの名を借りている僕にとっても、アブサンは魅力的な薬酒です。特にその退廃的なイメージに惹かれます。
僕の友人バーテンダーK氏のオリジナルに、退廃的かつ上品な女性を描いた画家「カシニョール」の名前をつけたカクテルがあります。白ワインとペルノ
とディタとグレナディンを使います。もちろん知っている人はほとんどいませんが、大好きなカクテルです。 (2006/07/02 07:46:00 PM)

Re:アブサン: 退廃的魅惑の味と香り/7月2日(日)(07/02)  
カピタン さん
関川夏夫さん原作、谷口ジロー画の「事件屋稼業」という漫画(大人の鑑賞にも絶えます)で、「酔い覚めのペルーノ」とい台詞がありました。ききそうです。

いわゆる本物のアブサンも一度味わってみたかったですね。今出回っているものと味は同じなんでしょうか。昔のを味わったことがないので分かりません。 (2006/07/02 10:06:42 PM)

Re:アブサン: 退廃的魅惑の味と香り/7月2日(日)(07/02)  
ayakh  さん
私の敬愛する作家・森茉莉さん(森鴎外の長女)も、アブサンがお好きで、時々たしなむことをエッセイに書いておられました。
フランスに滞在したことのある茉莉さんにとって色んな芸術家が愛した巴里の味だったのだろうと、私も少し憧れがあるお酒ではあるのですが、薬草っぽい味が少し苦手かな…

茉莉さんやボードレーヌ、ヴェルレーヌが嗜んだ昔と同じレシピで飲んでみたいなと思うのですけど、無理なんですね。。 (2006/07/03 01:52:55 AM)

武則天さんへ  
 武則天さん、こんにちはー。

>お酒には詳しくないんですが…ボードレールの詩は大好き♪ 『悪の華』という有名な詩集が特に。もしかして、それを生み出したのはこのお酒なのかしらん。

 すみませーん。お酒には結構詳しいんですが、文学的素養はあまりないんもんで(恥)、
「悪の華」を生み出したのがアブサンかどうかは、よくわかりませーん。
でも、きっと何らかの影響はあったんじゃないかなーと、勝手に推測はしていますが…。
(2006/07/03 04:45:32 PM)

パブデ・ピカソさんへ  
 パブデ・ピカソさん、こんにちはー。

>ピカソの名を借りている僕にとっても、アブサンは魅力的な薬酒です。特にその退廃的なイメージに惹かれます。僕の友人バーテンダーK氏のオリジナルに、退廃的かつ上品な女性を描いた画家「カシニョール」の名前をつけたカクテルがあります。白ワインとペルノとディタとグレナディンを使います。もちろん知っている人はほとんどいませんが、大好きなカクテルです。

 そうですね。ピカソもアブサンに結構溺れた芸術家の一人だったそうです。
なんせあの破天荒で、独創的な絵を、次々と生み出していったんですもんね。
「カシニョール」って、名前はよく聞くし、美術館でも見ているはずなんですが、
ローランサンみたいなタッチの絵でしたっけ? 違ったたかな?
レシピにはちょっとそそられますね。知り合いのバーテンダーさんに作ってもらおうっと。
(2006/07/03 04:51:05 PM)

カピタンさんへ  
 カピタンさん、こんにちはー。

>関川夏夫さん原作、谷口ジロー画の「事件屋稼業」という漫画(大人の鑑賞にも絶えます)で、「酔い覚めのペルーノ」とい台詞がありました。ききそうです。いわゆる本物のアブサンも一度味わってみたかったですね。今出回っているものと味は同じなんでしょうか。昔のを味わったことがないので分かりません。

 アブサン、結構効きますよー。飲み過ぎると頭痛くなります(笑)

 昔のレシピで造られた本物のアブサンは、欧州では現在でも、販売を目的としない、
家庭内消費用として、複数の国で造られているらしいですが、輸出は違法なので、
日本で飲むのはまず難しいでしょうねぇ…。僕自身は怖くて、飲みたいとは思いませんが(笑)
(2006/07/03 04:57:44 PM)

ayakhさんへ  
 ayakhさん、こんにちはー。

>私の敬愛する作家・森茉莉さん(森鴎外の長女)も、アブサンがお好きで、時々たしなむことをエッセイに書いておられました。フランスに滞在したことのある茉莉さんにとって色んな芸術家が愛した巴里の味だったのだろうと、私も少し憧れがあるお酒ではあるのですが、薬草っぽい味が少し苦手かな…。

 言われてみれば、森茉莉さんには、アブサンがとても似合いそうですね。
僕も、あの薬草っぽい味と香りはそう好きではありません。普段は、気分転換に、
ペルノーを時々ロックで飲むくらいです。

>茉莉さんやボードレーヌ、ヴェルレーヌが嗜んだ昔と同じレシピで飲んでみたいなと思うのですけど、無理なんですね。。

 昔と同じレシピ=違法で、あぶない味、ということですから、どうなんでしょうか?
マニアックな酒に詳しいBar「C」のKさんに、一度尋ねてみたいと思います。
(2006/07/03 05:07:14 PM)

Re:アブサン: 退廃的魅惑の味と香り  
はなだんな さん
体調(気分?)がすぐれないとき、養命酒じゃないけど、わたしは「薬」だと思って
リカールとかウゾーとかのアニス酒をロックで飲むことがあります。アブサンぐらい
度数が高いと、ちょっとキツすぎるかもしれませんけど。カクテルって、あんまり想像
つきません(^_^;)。      (2006/07/04 02:25:57 PM)

はなだんなさんへ  
 はなだんなさん、こんばんはー。

>体調(気分?)がすぐれないとき、養命酒じゃないけど、わたしは「薬」だと思って、リカールとかウゾーとかのアニス酒をロックで飲むことがあります。アブサンぐらい度数が高いと、ちょっとキツすぎるかもしれませんけど。

 そうですね。飲むときは、僕も「薬」と思って飲んでます。
キツイので体がカーッと熱くなりますが、あの苦み成分がきっと体にいいのか、
翌日は不思議と、悪酔いすることはほとんどありません(笑)

>カクテルって、あんまり想像つきません(^_^;)

 薬草系リキュールって、結構カクテルには使いますよ。有名なところでは、
修道院で造られる「シャルトリューズ」なんか、よくカクテルの材料に登場しますね。
もっとも、個人的には「隠し味」程度に使うのが一番だと思いますが…。
(2006/07/04 06:09:04 PM)

お久しぶりです。  
活男  さん

活男さんへ  
 活男さん、こんばんはー。

>アブサンはいつ飲んでも衝撃があります…。一年に1回ぐらいしか引かないですが、今度の風邪の時には是非飲んでみます(^_^;) しばらくネット落ちしてましたが、復活しましたので、よろしければまたいらして下さいm(__)m

 アブサン、僕もそんなに好きなという飲み物ではありませんが、
時々無性に飲んでみたくなることがあります。活男さんも、風邪の時、ぜひお試しくださーい。
ブログもまたお邪魔させてもらいまーす。 (2006/07/08 08:56:01 PM)

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