Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2008/04/22
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カテゴリ: 各地のBAR巡り
「うらん」が亡くなってブログをお休みしている間に書きためた、これまた古いネタで恐縮です。2月末に久々に東京出張があり、またBAR巡りをしてきました(2カ月後のアップですがご容赦を!)。バル・デ・オジャリア

 1日目は、以前にも紹介したBARが中心でした。1軒1軒書くと長くなるので、訪れた順番にシンプルに店名を紹介します。仕事を終えた後、夜9時過ぎてからのBAR巡りだったので、数はあまりこなせませんでしたが…(笑)。

 モルト博士のUさんがマスターをつとめる Bar「タリスカー」 (銀座)→大阪から進出した 「銀座サンボア」 (あいにくマスターのSさんは北新地サンボアへ出ていて、帰阪後にお会いしました)→銀座の老舗の1軒 Bar「スペリオ」 →有楽町の名Bar「キャンベルタウン・ロッホ」の姉妹店 Bar「クロンダイク・ハイボール」 (新橋)。

 2日目。夕方のBAR巡りまでは時間が少しあったので、それまでは買い物(コンフィチュール・エ・プロヴァンスのジャムなど)や映画鑑賞(デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの共演で話題になった「アメリカン・ギャングスター」を観ました。なかなかよく出来た映画で、★4つ!)で時間をつぶしました。バル・デ・オジャリアで

 夕方からのBAR巡り。景気付けにまず、馴染みの Bar「ロック・フィッシュ」

 少しアルコールを入れた後、歩いてすぐそばのJR高架下、コリドー街にある 「バル・デ・オジャリア」 へ( 写真上左 )。その名から分かる通り、スペイン・バルですが、僕にとっては憧れの一人、日本最高の「ベネンシアドール」(意味が分からない方はすみませーん、お調べください)でもあるNさんが久々に現場に戻って開いたバルです。

 この「オジャリア」に行くのが今回の東京出張の最大の目的だったと言っていいかもしれません。マスターのNさんは、僕が大阪キタでよくお邪魔するスペイン・バル「QUINTA」のマスターMさんの親友ということもあって、自己紹介した後、僕と話がはずむには時間はかかりませんでした( 写真右上 )。オジャ

 「オジャリア」は、期待通りシェリーも料理も最高のレベルでした。文句なしです。とくに店名にもなっている「オジャ」(スペイン風おじや)はめちゃ旨でした。ブログ仲間のステラビアさんは「野菜オジャ」を味わったそうですが、僕は「シーフードのオジャ」= 写真左 =をいただきました(ちなみ「おじや」の語源はこのスペイン語の「オジャ」だとか)。

 美味しいシェリーと料理をたんのうし、Nさんの著書にサインまでしてもらい満足した僕は、再会を約束して店を後にしました。そして次なる目的のBARへ行くため、メトロで六本木へ移動です。

 この夜の2軒目は、六本木から歩いて7~8分の西麻布にある 「狼と羊 Bar」 写真右下 )。マスターのOさんは以前、僕がお邪魔した同じ西麻布のBar「霞町・嵐」にいらした方です。現在の店に移られてからもこまめに葉書を下さるので、そのうちにぜひ一度訪れたいと思っていたBARでした。狼と羊Bar



 一度聞いたらその名を忘れない新しい店は、場所柄ということもあって、住宅街の中のおしゃれな隠れ家BARという雰囲気。メインの道路からの近いのに、外の喧噪をほとんど感じない落ち着いた空間です。僕はそんな空間を一人占めして、Oさんとの再会を楽しみました。

 さて2日目の最後はさらに移動です。どこへと言えば、世田谷の三軒茶屋です。ここに、1日目にお邪魔した「タリスカー」で修業したH君が、独立し開いた Bar Cielo(チエロ) 写真左下 =があります。

 東京の方はよくご存じかもしれませんが、三軒茶屋は庶民的な街で、一歩裏通りに入ると道は結構入りくんでいてややこしいです。案の定、僕は「Cielo」に行くまで何度も道に迷いました。途中何度も店に電話して、道を尋ねました(迷惑をかけてゴメンなさーい!)。Barチエロ



 マスターのH君とは4年ぶりくらいの再会でしたが、西麻布のOさん同様、僕のことをよく覚えていてくれたのに感激しました。僕はH君のつくる美味しいカクテルや酒をいただきながら、この4年間にあった出来事をいろいろと語り合いました。

 僕は何よりも、この4年の間のH君の成長ぶりに、正直言って驚きました。少しヒゲをたくわえたH君は以前の初々しい印象とは違って、とてもたくましくて、接客にも落ち着きと自信がにじみ出ていました。移動時間はかかったけれど、三軒茶屋まで足を運んでほんとに良かったと心から思いました。

 居心地のいい「Cielo」だったので、気が付けば時刻はメトロの終電近くになっていました。H君とも近い内の再会を約束してお別れしました。バーテンダーとの出会いは一期一会と言いますが、こういう再会もほんとに嬉しいものです。

 いつも同じこと書きますが、こういう喜びがあるからBAR巡りはやめらません。「バル・デ・オジャリア」、「狼と羊 Bar」、そして「Cielo」。この夜初めて出合ったBARの未来に幸あれと祈りつつ、この日記を締めたいと思います。

【Barタリスカー】 東京都中央区銀座7丁目5-12 藤平ビルB1F 電話3571-1753 【銀座サンボア】 銀座5丁目4-7 サワモトビルB1F 5568-6155 【Barスペリオ】 銀座7丁目7-14 東幸ビル2F3571-6369 【クロンダイク・ハイボール】 新橋3丁目16-22 池野6号ビル2F3438-3825 【ロック・フィッシュ】 銀座7丁目2-14 第26ポールスタービル2F 5537-6900 【バル・デ・オジャリア】 銀座7丁目2 コリドー街1F 5568-8228 【狼と羊 Bar】 港区西麻布1-4-23 コア西麻布B1F 3401-6252 【Bar Cielo(チエロ)】 世田谷区三宿1-26-9 3413-7729(営業時間、定休日等は各店へお尋ねください)

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Last updated  2023/10/25 10:25:54 PM コメント(4) | コメントを書く


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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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