Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2015/10/31
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※パソコンのトラブルのため、約2週間ほどお休みを頂きましたが、「欧州への旅2015」報告を再開いたします。

 オーストリアで話される言語は、基本ドイツ語です(厳密に言うと、ドイツで話されるドイツ語とは若干違うようです。例えば、「こんにちは(グーテン・ターク(Guten Tag))」は、オーストリアのドイツ語では「グリュエス・ゴット(Gruess Gott)」となりますが、もちろん「グーテン・ターク」も普通に使われています。ただ有名な観光地を回ることのみが目的の旅ならば、英語で十分です。大都市や有名観光地ならば、商店もレストランもまず英語で事足ります(もっとも団体ツアーならば英語すら必要ないかもしれませんが)。

 うらんかんろは、ドイツ語は大学の第三外国語(1年間必修科目でした)として学んだだけです。だから、ごく基本的な会話と文法の基礎しかやっていません。でも、オーストリア滞在中は(英語はあくまで補助手段と考えて)基本、ドイツ語で通したいと決めました。という訳で時間は数カ月しかありませんが、あらためて集中的に勉強しました。

 とった手段は3つ。旅行会話本から実際に必要になりそうなフレーズ(とくに食事、買い物、移動時などを中心に)をピックアップし、ジャケットの胸の内ポケットに入るサイズの手帳にメモって、覚えるようにしました。次にドイツ語会話のCDをウォークマンに録音し、通勤の行き帰り等にヒマさえあれば聞いて、耳からも慣れるように努力しました。また、実際に現地に住む日本の方が書いているブログを読んで、役に立ちそうな表現も集めました。

 結果ですが、大学時代に少しだけかじったこともあって、再び学んでいるうちに文法や発音のルール等を思い出してきて、旅行中は、なんとかなったかと思います。何よりも、ドイツ語で現地の人とコミュニケーションをとれる喜びは、なにものにも代えられないものでした(ドイツ語は見た目は難しそうですが、綴りと発音のルールさえ覚えれば、発音自体は初心者の僕でも結構通じるなぁと思いました。実際、移民の多いオーストリアやドイツでは結構間違った発音と文法でしゃべっている国民も多いとか)。

 さて、ウイーンでの初日。美術史博物館、旧王宮などを見学し、そろそろ晩ご飯の時間となりました。オーストリアでもやはり滞在中はずっと、地元のレストランで食べようと決めています。僕らにとっては、その土地の食文化を楽しむことも旅の大切な目的です。間違っても、ウイーンの日本料理店に入るつもりは毛頭ありません。

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 初日はウイーン名物「シュニッツエル」(豚肉のカツレツ)の人気店「フィグルミュラー(Figlmüller)」。人気店だから必ず美味しいとは限らないことも多いのですが、駅に迎えに来てくれたJTBの担当者も「あそこはおすすめです」と言っていたので、安心して向かいました。6時すぎでもう少し客が並んでいましたが、「für zwei personen, frei?(フュア ツヴァイ ペルゾーネン、フライ=2人ですが、席空いてますか?)」と尋ねて待つこと10分弱で、幸いテーブルに着けました。

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 シュニッツエルは普通サイズだと皿からはみ出る大きさで、2人分くらいあります。でもこの店はハーフサイズで注文できると聞いていたし、「Halb portion, bitte(ハルプ ポルツオーン、ビッテ)」と注文。ただしハーフでも、長い方で25cmくらいの大きさです(1人で食べるなら十分なボリュームです)。シュニッツエルはイタリアだと「ミラノ風カツレツ」になるとか(ただしイタリアでは仔牛肉だそうですが)。欧州は国が変わっても同じような調理法の料理が多いですね(写真を撮る前に二等分してしまったので、切れ目が入っています。すみません!)。

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 他の料理も味わいたいと、一緒に頼んだのは肉といろんな野菜、マッシュルームが入ったスープ。とても上品な味わいで、美味しかったです。

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 名前はよくわからないですが、中心部のケルントナー通りのそばにはこんな風格ある、昔のままの建物があちこちにあります。さすがウイーンです。

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 ウイーンはカフェの街。街じゅうにカフェがあります。ショーケースのケーキもいっぱい種類があって、選ぶのに迷いそうです。

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 ショーケースのケーキに刺激を受けたわけではないのですが、有名な「ザッハートルテ」発祥の場所として知られる「ホテル・ザッハー」のカフェにお邪魔しました(泊まっているホテルからもすぐそば!)。

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 これが「元祖ザッハートルテ」。晩ご飯でお腹はいっぱいでしたが、デザートは別腹です(笑)。ケーキの上にチョコレートが乗っていて、ホイップクリームが添えられています。

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 街なかには、両替ショップがあちこちにあります(漢字もちゃんと看板に)。旅行中、一度だけ両替しましたが、やはり、日本よりレートは悪かった。探せばレートの良い両替ショップもあるのでしょうが、探す時間ももったいないし、やはり余裕を持って日本の銀行で両替していった方がいいと思いました。

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 ホテルへの帰り道、オペラ座の前が賑わっていました。何かと思えば、劇場で上演されたオペラを、超大型スクリーンで放映中。前にはちゃんと椅子も並べてありました。ただし、公演中の舞台をリアルタイムで外でも観られるという訳ではなく録画した過去の演目のようですが、画質も音響も結構良く、オペラファンを増やす良いアイデアだと思いました。さぁ明日は、いよいよザルツブルクへの移動です。

<ザルツブルク編(1)>へ続く


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Last updated  2015/11/08 10:50:51 PM コメントを書く


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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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